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2019年9月20日 (金)

「がんになって良かった」その3/SNSでつながった知らないだれかに励まされて移植手術を受ける

  

今日は令和元年9月20日。

  

前投稿に引き続き、9月16日に放映された

ひとモノガタリ ”がんになって良かった”と

言いたい ~京大生のSNS闘病記~」の

読み物化をしていきます。

  

〇4月から始めた山口雄也さんの取材。

 5月下旬に山口さんは深刻な事態となる。

 白血病のためにすでに昨年骨髄移植を行っているが、

 白血病の再発の可能性が出てきたのである。

 再発したら、治すすべはない。

 山口さん、父親、母親が主治医から説明を受ける。

 再発を防ぐ唯一の治療法「造血幹細胞移植」を行うかどうか。

 これは「ハプロ移植」?であり、副作用が長期にわたるものである。

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〇説明を受けた翌日、山口さんは同意書にサインをする。

 ブログに次のように記した。

山口:移植を選択しなければ、来夏には死んでいるのだ、きっと。

  しかし、移植を選択したとしても、生き延びる保証は

  どこにもない。

  それでも僕は「がんになって良かった」と

  言い続けられるのだろうか。

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〇不安にかられる山口さん。どのような副作用にみまわれるのか。

 副作用として死につながる可能性もあるのだ。

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〇山口さんのSNSに大きな変化が起こる。

 多くの人からの応援のメッセージであふれたのである。

 きっかけは、池江璃花子選手のSNSに

 山口さんが送ったメッセージ。☟

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〇移植に臨む不安を少しでもだれかと共有したい一心の

 メッセージであった。

  

〇この山口さんのメッセージを見た人たちから、

 山口さんのもとにたくさんの応援のツィートが来た。

 手術当日の朝までツィートは続いた。

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山口:ぜんぜん想像してなかったです・

  どこにいるか 男か女か 

  何歳なのか分からないですけど、

  言葉一つで、心がスッて

  感情が変えられるもの

  それが各方面から飛んでくるわけですよ。

  すごいいいなと思って。

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〇SNSでつながった知らないだれかに励まされて、

 山口さんは移植手術を受けた。山口さんはブログにこう記した。☟

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〇山口さんは大学院入学試験に向けた勉強をスタートさせる。

 試験のために外出できるかどうかもわからないけど、

 あきらめていなかった。ブログにこう記した。

山口:未来のために生きるのではなく、今を生きる。

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やはりここに、応援と共感の言葉に素直に喜ぶ山口さんがいます。

青田さんもそうでした。

若者の素直な反応がいいなと思います。

年取ると、きっといろいろなしがらみがあって、

素直じゃなくなる可能性あり。

応援されたって・・・・共感してもらっても・・・・・なんて、

ひねくれるかも。

この番組を見て、応援と共感の言葉は大事なんだ。

その言葉は相手を支え、そして自分も支え、支え合うことができると

思うようになりました。

 

  

山口さんの言葉。

「がんになって良かった」

「未来のために生きるのではなく、今を生きる」

この言葉をよく理解している人が、次に番組に登場しました。

次の記事で書きます。

 

つづく

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