鹿児島県と沖縄県の県境/慶良間海裂とトカラ海峡
今日は6月4日。
5月26日放映の「ズームイン!!サタデー」(中京テレビ)の中で
元プロ野球選手の宮本和知さんが、
巨人軍選手に質問していました。
「鹿児島県と沖縄県の県境はどこ?」
これは良問だと思いました。
あまり意識したことがない県境です。
質問されることで、ハッとさせられ、
答えを聞いて、確認して、新しい知識が増えました。
どこでしょう?
↑この衛星写真で、県境を予想してみてください。
正解は、宮本さんが指をさしています。
沖縄本島のすぐ上です。
よりわかりやすい映像の写真です。
ここだったのですね。
修学旅行で、上野にある国立科学博物館に行きました。
そこで、こんな企画展をやっていました。
企画展「沖縄の旧石器時代が熱い!」
そこでこのような↓パネルを見ました。
説明を一部引用します。
行政的には与論島以北が鹿児島県、
沖縄島以南が沖縄県と分けられますが、
地理的にはトカラ海峡と慶良間海裂と呼ばれる
深い海によって、
北琉球、中琉球、南琉球に分けられます。
与論島・沖縄本島の間に県境があるのは、
きっと歴史的に理由があると思いますが、
人間に関係なく琉球列島を3つに分けている
海峡・海裂に興味をもちました。
海裂? 初めて聞きました。
調べてみました。
「海裂」という言葉の説明は見つかりませんでした。
「裂」という激しい言葉があるので、
何か大きな大地の動きでできた地形かと思いましたが、
不明でした。
「慶良間海裂」については、Wikipedia 南西諸島
の中に、少し書いてありました。
「慶良間海裂」は「宮古凹地」とも呼ばれ、
1000m程の窪地だそうです。
琉球列島の部分を拡大してみます。
この琉球列島ができあがっていく様子を
説明したパネルもありました
地図のアップです↓
黄色の文字と線は、私が書き加えました。
慶良間海裂付近にグーグルアースで行ってみました。
グーグルアースだと、海底地形も見えます。
写真です。
「裂」のイメージではなく、
やはり大きな窪地のようです。
ここで耳寄りな情報。
グーグルアースでは海底地形も3Dで表現できる!
やってみました。
もう感動です!
こうなったら、トカラ海峡も見たくなりました。
面白い。
「ズームイン!!サタデー」で見たことが、
国立科学博物館で見たこととつながって、
さらにグーグルアースも絡めて、
いい勉強ができました。
グーグルアースにはまっている毎日です。
次は・・・
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