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2018年6月 4日 (月)

鹿児島県と沖縄県の県境/慶良間海裂とトカラ海峡

 

今日は6月4日。

  

5月26日放映の「ズームイン!!サタデー」(中京テレビ)の中で

元プロ野球選手の宮本和知さんが、

巨人軍選手に質問していました。

「鹿児島県と沖縄県の県境はどこ?」

これは良問だと思いました。

あまり意識したことがない県境です。

質問されることで、ハッとさせられ、

答えを聞いて、確認して、新しい知識が増えました。

  

Rimg2993

どこでしょう?

  

グーグルアース 琉球列島

↑この衛星写真で、県境を予想してみてください。

  

正解は、宮本さんが指をさしています。

Rimg2994  

沖縄本島のすぐ上です。

 

よりわかりやすい映像の写真です。

Rimg2992  

ここだったのですね。

  

  

 

修学旅行で、上野にある国立科学博物館に行きました。

そこで、こんな企画展をやっていました。

Rimg2917

企画展「沖縄の旧石器時代が熱い!

  

そこでこのような↓パネルを見ました。

Rimg2920

説明を一部引用します。

 

行政的には与論島以北が鹿児島県、

沖縄島以南が沖縄県と分けられますが、

地理的にはトカラ海峡と慶良間海裂と呼ばれる

深い海によって、

北琉球、中琉球、南琉球に分けられます。

   

与論島・沖縄本島の間に県境があるのは、

きっと歴史的に理由があると思いますが、

人間に関係なく琉球列島を3つに分けている

海峡・海裂に興味をもちました。

  

海裂?  初めて聞きました。

調べてみました。

  

「海裂」という言葉の説明は見つかりませんでした。

「裂」という激しい言葉があるので、

何か大きな大地の動きでできた地形かと思いましたが、

不明でした。

「慶良間海裂」については、Wikipedia 南西諸島

の中に、少し書いてありました。

「慶良間海裂」は「宮古凹地」とも呼ばれ、

1000m程の窪地だそうです。

 

琉球列島の部分を拡大してみます。

Rimg2920_2 黄色の文字や線は、私が書き加えました。

  

この琉球列島ができあがっていく様子を

説明したパネルもありました

Rimg2922  

地図のアップです↓

Rimg2922_3_2

Rimg2922_4

Rimg2922_4_2

黄色の文字と線は、私が書き加えました。

 

慶良間海裂付近にグーグルアースで行ってみました。

グーグルアースだと、海底地形も見えます。

グーグルアース 慶良間海裂付近

写真です。

Photo_2

Photo_3  

「裂」のイメージではなく、

やはり大きな窪地のようです。

ここで耳寄りな情報。

グーグルアースでは海底地形も3Dで表現できる!

やってみました。

グーグルアース 慶良間海裂 3D

Photo_4

もう感動です!

こうなったら、トカラ海峡も見たくなりました。

 

グーグルアース トカラ海峡 2D

Photo_5

  

グーグルアース トカラ海峡 3D 

Photo_6

Photo_7

面白い。

  

  

「ズームイン!!サタデー」で見たことが、

国立科学博物館で見たこととつながって、

さらにグーグルアースも絡めて、

いい勉強ができました。

グーグルアースにはまっている毎日です。

次は・・・

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