本当は見えなくなると死期が近い「アルコル」
今日は7月28日。
前投稿の続きで「二重星」について。
「二重星」「アルビレオ」について調べていたら、
もう一つほっとけない「二重星」がありました。
北斗七星の柄から2つ目の星「ミザール」
そのすぐ横に「アルコル」という星があります。
「ミザール」と「アルコル」が二重星です。
昔、アラビアの軍隊では、
「ミザール」の横にある「アルコル」が
見えるかどうかで視力の判定をしていたそうです。
見えたら視力1.0だそうです。
※引用:癒しの健康情報eyeランド あなたの視力はどれくらい
「アルコル」が見えるかどうか?
これが重要な意味があったマンガが「北斗の拳」です。
「アルコル」は「死兆星(しちょうせい)」
次のサイトから引用します。
北斗西斗 -北斗の拳を異常に研究するサイト- 北斗の拳用語紹介「死兆星」
北斗七星の横に寄り添うように光る蒼い恒星。またの名を輔星。
その星が見える者にはその年の内に死が訪れると伝えられている。
北斗の拳や蒼天の拳などに登場し、
実際にこの星を目にしたキャラクターの多くは死を迎えているが、
中には死ななかった者、年内ではなかった者なども存在する。
拳王に秘孔新血愁を突かれ、残り3日の命となったレイには、
日に日に死兆星が強く見え始め、昼でも見えるようになったり、
落ちてきそうなほど巨大に見えたりしていた。
http://ameblo.jp/cocoro1966/entry-12036221745.html
面白い設定です。
こういう設定が思いつくと、作者も楽しいだろうなあ。
でも実際の「アルコル」は、年老いて見えなくなることで、
死期が近いとされていたそうです。逆です。
ちなみに「ミザール」は、望遠鏡で見ると、さらに二重星になっています。
※春の二重星 ここに写真あり。
前投稿とこの投稿に書いた星々は、
この夏休みにぜひ望遠鏡で見てみたいですね。
やりたいことがたくさんある。
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