« 本当は見えなくなると死期が近い「アルコル」 | メイン | 「応援うちわ」づくり »

2016年7月28日 (木)

「てんかん」を知ろう/100人に1人が発症

  

今日は7月28日。

  

7月7日に放映された「ハートネットTV WEB連動企画“チエノバ”

『てんかん』を知ろう」について書いていきたいです。

「チエノバ」とは?

  

次のサイトにこう書いてありました。

ハートネットTV

番組ホームページに寄せられるカキコミやメールをもとに、

みなさんの悩みや興味・関心のあることについて考え、

「知恵」に変えていくシリーズ、WEB連動企画“チエノバ”。

月1回の生放送です。

  

7月のテーマが「てんかん」でした。

  

番組内容を一部紹介します。

 

「てんかん」ってどのような病気?

と聞かれたら、急にけいれんを起こして倒れる病気と答えるでしょう。

でも「てんかん」の症状はそれだけでなくさまざま。

そして100人に1人が発症する「ありふれた病気」だと

番組では表現していました。

下が「てんかん」の脳の状態を示すフリップです。

Rimg9338

脳の神経細胞に過剰に電流が流れる・・・・

ちょっと難しいけど、とにかく「過剰」が大事。

電気信号が「暴走」「発火」みたいな表現を番組では使っていました。

そして過剰な電流が脳全体に流れるか、

部分的に流れるかによって、症状も違ってくるようです。

  

その症状をビデオで紹介してくれました。

Rimg9340 

この画面にあるように、「日本てんかん協会」の映像です。

「てんかん」専門医が、「てんかん」を再現した映像でした。 

Rimg9341

Rimg9342

「強直間代(きょうちょくかんたい)発作」

これがやはり「てんかん」のイメージだった症状です。

  

Rimg9343

Rimg9344

「ミオクロニー発作」

ペンを持っていると飛ばしてしまうこともあるそうです。

  

Rimg9345

「側頭葉起源の複雑部分発作」

倒れるわけではなく、意識を失っていて、

その間のことを覚えていないのだそうです。

  

Rimg9346

「失語発作」

これも難しい発作です。

本人はしゃべっているつもりなのに、声にはなっていない症状。

でも本人は声が出ていると思っているのです。不思議です。

  

その他、次のような症状もあります。

Rimg9347

首や目が一方向に動いてしまう症状。その時には意識があるそうです。

さらには意識がもうろうとしたまま動き回ってしまう症状。

とにかくさまざまな症状があるようです。

  

このサイトの映像が参考になりました↓

てんかんinfo  動画で見るてんかん解説

Photo  

動画がゆっくり見られない人は、

テキスト解説もあるので見るといいです。

  

  

Rimg9376

「交通事故=てんかん」

このイメージはあります。

番組中でもハート花子さんからの投書が紹介されました。

  

ここ数年の車事故で、てんかん患者への見方がきつくなりました。

意識喪失=てんかん=危ない

確かにそうですが、ちゃんと服薬して

コントロールしている人の方が多いはずです。

  

Rimg9339

この投書を受けて、患者でもあるゲストの原さんが

「鹿沼の事故」のことを例に挙げました。

その事故とは、2011年4月18日に起きました。

004 http://kenjifukuda.com/?p=3282

 

てんかん患者の男性が運転するクレーン車が、

発作が起こり、集団登校中の小学生の列に突っ込み、

さらに民家の塀を壊して停車じた事故。

小学生6人の命が奪われました。

薬の服用を欠かしていたことで、発作が起きてしまったようです。

 

原さんは言います。

2年以上発作がなくて、病気を自己申告すれば、

運転免許の更新・取得はできるそうです。

薬でコントロールできるのなら、ぜひ服用を欠かさずに、

健常者と同じ生活をしてほしいと思います。

  

  

以上です。またテレビで勉強できました。

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_8523
  • Img_8520
  • Img_8519
  • Img_8518
  • Img_8522
  • Img_8521
  • Img_8517
  • Img_8512
  • Img_8510
  • Img_8508
  • Img_8507
  • Img_8504

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉