3月11日 半旗・弔旗を掲げ、黙祷しました
今日は3月12日。
昨日は3月11日。
東日本大震災からちょうど5年。
勤務校では半旗が掲げられました。
子どもが国語辞典で「半旗」について調べました。
そこには「悲しみを表すために旗を3分の1ほど下げて掲げたもの」
とありました。そうか、「半旗」なので半分かと思いきや、
上から3分の1なんですね。
私にとってもありがたい情報でした。
もう少し調べてみようと思いました。
今回、国旗とともに黒い旗が掲げられました。
これは何か?
「弔旗(ちょうき)」と呼ばれるもののようです。
半旗ができないような旗の場合、
黒布で金色の国旗玉をくるんで隠し、
国旗と同じ長さの黒い旗を掲げます。
これが弔旗です。
参考にこの写真を見てください↓
今回、勤務校の場合は、半旗と弔旗のダブルでした。
半旗の揚げ方下げ方ですが、
揚げる時には一度一番上まで揚げてから下げるそうです。
3分の1~2分の1の範囲だそうです。
文字通り、半分まで下げてもいいわけです。
下げてあるのがわかればいいようです。
逆にふだんは必ず一番上まで揚げておいて、
半旗に見られないようにするのが大事だそうです。
下げる時には一度上まで揚げてから下げるそうです。
黙祷をしました。
子どもたちは黙祷をしている時に
何を頭の中で考えたらいいかわからないようでした。
大震災で亡くなった人たちのことを想像してあげることだと言いました。
いきなり命を奪われた人たちがどんなに苦しかったか、無念だったか。
う~ん、これも子どもたちには難しかったかな。
でも死んでいった人たちのことを想像し、
存在を認めることが私には供養だと思っています。
生きていても死んでしまっても、
その存在を認める、認め合うことが安らぎになると思います。
ムッシュさんのブログにはこう書いてありました。
黙祷の後、ぼくは子どもたちに、こんなことを言いました。
あの地震でたくさんの人が亡くなりました。
ちょうど君たちと同じような年の子も、たくさん亡くなりました。
これから楽しいことがたくさんあったろうに、
そんなことも経験せずに死んでしまいました。
だからこそ、生きているみんなは、
そんな子どもたちの分も一生懸命生きていって欲しいなと思います。
先生も、一生懸命生きていきます。
今度また福島を訪れます。全国大会翌日には、
以前行った福島県新地町で、またコンサートをさせていただきます。
僕たちにできることを精いっぱいしていきたいと思っています。
やはり死んだ人のことを考えるのです。
考えて次の行動につなげるのです。
ムッシュさんは行動しています。
刺激を受けます。
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