1月19日に学んだこと・・・アサーション/受容する力
今日は1月24日。
1月19日に出向いた研修会で勉強したことを書き留めておきます。
【アサーション】
「アサーション」とは?
次のサイトには、「自分と相手を大切にする表現技法」とありました。
アサーションでは、相手に伝えるときの表現方法が3通りに分けていました。
いばりやさん
・自分のことを優先し、他者を無視・軽視する自己表現 「攻撃的(アグレッシブ)」
さわやかさん
・自分のことをまずは考えるが、他者をも十分配慮する 「主張的(アサーティブ)」
おどおどさん
・自分よりも他者を優先し、自分のことを後回しにする 「非主張的(ノンアサーティブ)」
※「自分たちの気持ちを伝える技術」(平木典子著/PHP)より。
アサーション・スキルの例として次のエクササイズが示されました。
ある日の放課後、仲良しの友達から「明日遊ばないか」と
声をかけられました。
でも明日は自宅でやりたいことがあり、
遊びに行きたくないと思っています。
ただ断るのも悪いなと思っています。
どのように話したら、仲良しの友達の気分を損ねず、
うまく断れるでしょうか。
〇おどおどさん⇒あの・・・あのね。いいや何でもない。じゃあ明日ね。
〇いばりやさん⇒無理。明日は行かない。
〇さわやかさん⇒ ?
さわやかさんならどう答えるでしょう。そこを考えるエクササイズでした。
ちなみに私の考えたのは
「残念。せっかくだけど明日は家でやりたいことがあるんだ」でした。
講師の先生が言われるには、なるだけ具体的に言うといいとのこと。
つまり、家で何をやりたいのかの中身まで言うそうです。
【受容する力】
コミュニケーションにとって大事なのはということで、
「受容する力」を言われました。
資料によると・・・
<受容の定義>
「どんな気持ちも否定せずに受け止めること」
注:どんな行動もやさしく受け入れることではない。
気持ちを受け止めること
×「友人に対して怒りをもつなんてよくないことだよ」
×「友人に対して怒りをぶつけても私はいいと思うよ」
〇「友人に対して怒りを感じている気持ちがあなたにはあるんだね」
相手の気持ちを受け止め、なぜそうなのかを考え、理解すること
=違いを受け容れる
「受け入れる」ではなくて「受け容れる」なのですね。
上記に挙げたこの一言、
「友人に対して怒りを感じている気持ちがあなたにはあるんだね」が
言えるかどうかです。
「それは違う」「それはおかしい」と即、言っている自分がいます。
林成之先生も言っています。
まずは受け容れて、相手が「聞く状態の脳」にならないと、
その後の注意は相手の頭に入らず、反省はできないと。
そこに通じる話だと思いました。
以上です。
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