「虐待的絆」は辛い言葉
今日は11月19日。
杉山登志郎さんの記事を見かけました。
「虐待は連鎖する」「虐待的絆」は辛い言葉です。
「殴られて育つと、殴ることが愛情表現だと思ってしまう」
の仕組みはどうなっているのでしょうか?
しばらくこのことを調べてみましたが、
少々難解ですが、次のサイトが勉強になりました。
※三田こころの健康クリニック 虐待と愛着(アタッチメント)3~トラウマの絆
引用:
虐待や不適切な養育の中にさえ、「なじみの感覚」をもち、
それを基盤に生き延びようとします。
引用:
虐待をうけた子どもは、
「虐待体験に愛着(なじみのあるものに引き寄せられる:執着)」
がある。
このような文章が仕組みを解き明かすヒントになりそうです。
過去の痛ましい記憶を「苦痛を感じさせない記憶」にする治療法である
EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)が思い出されます。
※ここでも道草 番組「人とうまくつきあえない」より その1(2013年5月9日投稿)
記事で言う「専門的ケア」の中にはEMDRも含まれるのでしょう。
児童養護施設というのは戦災孤児のためにできたことを
初めて知りました。
子ども4人に1人の体制で頑張っておられる職員にエールを贈りたい。
里親かあ。なかなか決断できないことだと思います。
コメント