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2015年9月12日 (土)

「傍」は「そば」と読むんだ

 

今日は9月12日。

  

今日は土曜日。

ハードな5日間でした。

連日授業案の検討会でした。

9月に研究授業をする先生の授業案、

10月にある2つの学校訪問に向けた授業案の検討会でした。

昨年の研究発表の時の検討会に匹敵するなあと思いました。

手立てや支援のアイデアも出し合い、

言葉の一つ一つまで検討しました。

この検討会のやり方も、

昨年の研究発表の財産なんだろうなあ。

いい授業案が次々できていきます。(まだ終わっていない)

  

その検討会で、漢字の勉強もできました。

「傍で見守る」という文章がありました。

「傍」をどう読むのか?

「かたわ・ら」という読み方が浮かびますが、おくり仮名がありません。

  

私は知りませんでした。「傍」は「そば」と読むのですね。

他の人はみんな知っていましたが、私は初めて知りました。

(あるいはすっかり忘れていた)

「そば」といえば、私は「側」が思い浮かびます。

「傍」も「そば」と読むのですね。

「傍」「側」の使い分けがあるかなと思いましたが、

調べた限りでは、使い分けがなく、どちらでもいいようです。

まああまり、「そば」を漢字で表記することがありませんよね。

個人的には、「傍」は「傍ら(かたわら)」で使いたいです。

「かたわら」という響きが好きなんでしょうね。

  

調べた中で「そばから(傍から・側から)」という言葉と久々に会いました。

たとえば「言ったそばから見逃している」といった具合に使われます。

「そばから」の意味は、次の通り。

  

間髪を容れずに次の動作に移っているさま。

注意をうけてもつい繰り返してしまう様子について用いることが多い

実用日本語表現辞典 そばから

  

たまには使ってみたい表現です。

他に「傍」を使った言葉をいくつか。※参照:コトバンク

  

【傍焼き(おかやき)・岡焼き】

ほかの男女が親しくしているのをはたからやきもちをやくこと。

  

【傍若無人(ぼうじゃくぶじん)】

「史記刺客伝」より。「傍(かたわ)らに人なきがごとし」の意

人前をはばからず勝手に振る舞うこと。

他人を無視して思うとおりのことをすること。また,そのさま。

  

【畝傍山(うねびやま)】

奈良県橿原市畝傍にある山。大和三山の一。海抜199メートル。

  

【傍ら痛し(かたわらいたし)→片腹痛い】

①第三者の立場から見ていて、心が痛む。はらはらする。気の毒だ。

②第三者の立場から見て、苦々しく思う。笑止だ。

第三者が自分をどう思うかと気にかかる。気がひける。

  きまりが悪い。

【傍迷惑(はためいわく)】

そばの人の迷惑になる・こと(さま)。

  

  

「傍」はけっこう活躍している。

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