雷は下から・・・リターンストローク
今日は11月10日。
今回はテレビより。
今朝見た番組です。
9月8日放映の「奇跡の地球物語 富士山が見つめる日本列島~異常気象2013~」です。
9月8日、ふとチャンネルを変えたら、雷のことを説明していたので、
急きょ録画した番組です。
それから2ヶ月後、じっくり見ました。
「雷は下から」と言う説は、ずっと前に聞いたことがありましたが、
今回は納得しました。
テレビの写真を撮ったり、聞き書きもしましたが、
「奇跡の地球物語」はHPが充実していて、
何と!ナレーターの話したことは、正確に書かれていました。驚きでした。
今回も引用します。
※奇跡の地球物語 富士山が見つめる日本列島~異常気象2013~
雷発生の原因となる積乱雲、その中では、一体どのようなことが起こっているのだろうか?
積乱雲は、地上から温められて湿った空気が上昇し発生する。
そして、高さ10kmに成長し、内部は-10℃となる。
すると、雲の中に含まれる水分は軽い氷の粒と、重い霰に分かれる。
小林文明先生(防衛大学校)「下敷きをこすると静電気が生ずるのと全く同じ原理なんです。
雲の中で霰(あられ)とか雹(ひょう)とかがぶつかり合うことによって静電気、
いわゆるプラスとマイナスの電気が分かれるわけですよね。」
プラスの電気を帯びた軽い氷の粒は上部へ、
マイナスの電気を帯びた重い霰は下へと溜まっていく。
すると地面にはマイナスの電気に引きつけられるように、
プラスの電気が集まってくる。
そして・・・マイナスの電気は地面に集まったプラスの電気に向かい放電。
しかし、空気は電気を通しにくい性質を持つため、
雷は通り道を探してジグザグに蛇行しながら進むのだ。
※なるほど~このジグザクには理由がちゃんとあったんだ。
さらに、マイナスの電気が地面に接近すると、
それを中和しようと今度は地面から上空に向かってプラスの電気が放出される。
リターンストロークは、一度地面に向かって伸びてきた電気が作った道を通るため、
大量の電気を一気に流す事ができる。
だから落ちる時よりも数段明るくなり、私たちの目にもよく見える光となる。
そう、我々が見ている雷とは、この「リターンストローク」だったのだ。
※納得。忘れたくない自然現象です。
「雷の轟音(ごうおん)」最初にゴロゴロという音が聞こえて、最後にドーンという爆発音が響く。
このゴロゴロという音は、電気が無理やり空気を引き裂きながら、
ジグザグに地面に向かって蛇行する時の音。
曲がる度に様々な方向に音が響くためゴロゴロと聞こえるのだ。
※面白い。ワクワクしながら納得。
そして最後にドーンという爆発音。
地面に雷が落ちた音だと思っている人が多いが、
これが「リターンストローク」の音。
大量の電気が、すさまじい力で一気に周りの空気を引き裂く時の音だ。
以上です。
スッキリしました。録画できて幸運でした。
将来、雷について思い出すときは、このブログのページを見たり映像を見直せばOKです。
子どもたちに教える時が来ても同じです。
財産をひとつ得た気持ちです。
11月10日
TV【奇跡の地球物語 富士山が見つめる日本列島~異常気象2013~】
〇雷 〇積乱雲 〇リターンストローク
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