夏の研修14 箇条書きでたくさん書く
今日は8月28日。
「夏の研修13」に引き続き、8月19日の研修報告。
第1回授業のユニバーサルデザイン研究アカデミー
~教科教育と特別支援教育にかかわる専門性を高める~
場所:筑波大学附属小学校
講義Ⅲ
講師:森川正樹(兵庫県尼崎市立武庫小学校)
〇作文の時に、次のような言葉を言っていませんでしたか?
「何でもいいから書きなさい」「思ったとおり書きなさい」 こう言わなくてもいいように
〇書く時間 低学年:100時間 「言葉」の学習を様々な形態で楽しく行う
中学年:85時間 教科書単元と連動させて書く
高学年:55時間 全教科・スキマ時間で読み書き練習
〇書ける体をつくる どの教科でも書けるようにする 箇条書き!
・写真を見て書けることを書く 番号をつけて書く
・番号をつけることで、次回にやった時に自分の伸びに気づく
・発表 言おうと思うものにマル付け
もしかしたら誰かに言われるので、もう一つマルをつける
〇ヘチマの種の観察
・箇条書きでたくさん書く
・考えるよりも書く
・ギッシリ感が大事 ギッシリ書く 情報収集癖をつける
・インプット、アウトプットの両方がどんどんできる
〇箇条書きの「みかん」 み:見たことレベル か:考えたこと想像したこと ん:疑問
〇箇条書きにした時に、番号の横に「み」「か」「ん」が書けるといい
〇辞書引き 早引き練習 付箋を使う 常日頃から辞書をひかせる
〇マイ言葉辞典 言葉の意味を自分なりに考えて書く
自分のエピソード・言語体験が出てくる 宿題でやっている
〇日記指導 50~60個のお題を書いてプリント 日記ノートに貼らせる
書くことがない子の対策
その子に応じたコメント 赤字の太いペンでボーンと書く スペースが埋まる
コメント 教師が長続きをしないといけない
ズギューンとくる単発コメント 内容面のコメント 技術面のコメント
〇「~かったです言葉」を禁止 面白かったです 楽しかったです
・自分しか知らないマニアックなことを書きなさい
・あなたしか体験していないことを入れなさい
〇日記の読み聞かせ 教師→全員 その子に全員のベクトルが向く それがいい! ※賛成
・ギャラリーウォークで読み合う 机の上に置かれた日記を読みあう
「誰のどこがよかった?」→言えない→その後見るようになる
・見る目は書く目を養う (次の投稿につづく)
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