7月20日の本宮山4/ジョロウグモ・ゴミグモ
今日は7月21日。
昨日登った本宮山の報告。
下山してきて、登山口付近にいたクモに注目。
ジョロウグモ
まだ小さめ。
「近くにオスがいるはずだが・・・」と同行者が探していましたが、見つからず。
同じ巣に体が一回り小さいオスがいて、交尾の機会をうかがっているそうです。
正面から行くと、オスはメスに食べられてしまうそうです。
いろいろな生態があるのですね。
これはゴミグモの巣だと同行した人に教えてもらいました。
ゴミグモ?
ここにいると思うよと言って、その人がこのゴミの付近をいじくっていました。
見つけたと言って、無理やり下に落としてくれました。
これがゴミの中に隠れていたゴミグモです。
予想外の姿形です。
ゴミグモについて、Wikipediaより引用してみます。
特徴的なのは、網の中央に垂直方向の縦糸に沿って、
網の大きさの八割くらいにわたり、食べかすなどのゴミを集めてあることである。
ゴミのかたまりは全体としては中央がやや幅広くなった線形になっている。
クモはゴミに紛れるようにして、歩脚をすべて曲げて体に寄せて止まっている。
そうしていると、腹部の斑紋や突起、足の様子など、
全くゴミに紛れて見分けがつきにくく、『完璧な擬態』との声もある。
普段は多少とも歩脚を緩めているが、近づくと足を完全に縮めて動かなくなる。
指で触れてもじっと動かず、一般のオニグモ類のようにぽろりと網から落ちてしまうことがない。
ちなみに、クモの定位置は、他のコガネグモ科のクモと同様に、
円網の中央に当たるので、それを頼りにすれば見つけられる。
なお、網の中のクモは見つけづらいが、網そのものはゴミのためにむしろ探しやすい。
またまた面白い生態です。
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