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今日は4月14日。
3月23日にBS-JAPANで放映された
番組「知られざる国語辞書の世界 テレビ史上初!ことばサミット」のことを書いてきましたが、
いよいよ今回がラスト。
〇ワードハンティング
この番組を見て初めて知った言葉の一つ「ワードハンティング」
国語辞書の編集者にとって、最新の言葉事情を知ることは大事なことで、
常に言葉観察をしているようです。
それがワードハンティング。
デジカメで、街中にある言葉を撮影しているところは、
花を撮影して回っている自分と重なって、愉快でした。
言葉が花と同じなんですよね。
その心境がいい。
〇映画「舟を編む」
今回まとめてみた番組「知られざる国語辞書の世界 テレビ史上初!ことばサミット」は、
映画「舟を編む」と関連した番組でした。
映画「舟を編む」は国語辞典編集者が主人公の映画です。
本物の編集者が「とてもリアル」と言っていました。
編集者の仕事の実際を見つつ、感動もさせてもらいたいと思っています。
次の土日に映画館に見に行く予定です。
番組中に紹介された映画の映像の写真をいくつか載せます。
「天地明察」に続いて、宮崎あおいさんが登場する映画。
いい映画に出ていますね、彼女。
以上で「知られざる国語辞典の世界」シリーズ終了。
この番組を録画してよかったです。
やっぱり毎週の「ザ・テレビジョン」による番組チェックは大切です。
今日は4月14日。
「山が笑う」状態は、思い返せば先週の4月8日にすでになっていたと思います。
例年になく早い!
記録が残っている平成17年以後を書き並べます。
平成17年 4月21日
平成18年 4月21日
平成19年 特定できず
平成20年 4月19日
平成21年 4月10日
平成22年 4月14日
平成23年 4月18日
平成24年 4月16日
平成25年 4月 8日
来年で10年調べたことになります。来年もやらなくては。
「山が笑う」状態は、とても綺麗なので忘れることはないでしょう。
それでは前投稿のつづきで、
3月23日にBS-JAPANで放映された
番組「知られざる国語辞書の世界 テレビ史上初!ことばサミット」のことを書きます。
〇国語辞典の紙
国語辞典の紙はとても薄くできています。
国語辞典と同じ枚数のコピー紙を重ねて比較したのが上の写真。
その薄さが、よくわかります。
薄いけど、丈夫なのです。
なぜか?
材料が違いました。
多くの紙は広葉樹が原料ですが、国語辞典の紙は針葉樹が原料だそうです。
広葉樹と針葉樹は、繊維の長さが違います。
広葉樹は約1mmですが、針葉樹は約5mmの長さがあり、幅も広いです。
したがって、繊維どうしの接触面積が大きく、丈夫になるというわけです。
薄いのに、裏写りがしないのも、国語辞典の紙の特徴です。
これは、紙が製造される段階で、チタンが混ぜられることで可能になりました。
これで裏写りがしないのです。
工夫されています。(つづく)
今日は4月14日。
3月23日にBS-JAPANで放映された
番組「知られざる国語辞書の世界 テレビ史上初!ことばサミット」から。
前投稿のつづき。
〇たった一人の国語辞典の編纂(へんさん)
1875年、文部省役人大槻文彦さんは、
国語辞書の編纂を命じられました。
近代的国語辞典の編纂は、近代国家になろうとしている日本にとって必要なことでした。
たった一人、編纂に取り組み、12年後に原稿が完成しました。
原稿を受け取った文部省が不可解な行動に出ます。
原稿を渡しても返答がなし。
自費出版をするなら、原稿は下げ渡すとのお達し。
どういうこと?
大槻さんは、自費出版をすることを決め、金策に奔走します。
そんな大変な時期に、大槻さんは次女と奥さんを失います。
それでも辞書の推敲・校正を続ける大槻さん。
国語辞書「言海」が完成したのは1891年、大槻さん44歳の時でした。
全4冊。収録項目約4万。
17年の歳月をかけた自費出版での刊行でした。
4万を一人で!
大槻さんにとって、心に響く言葉がありました。
それは露命(ろめい)
それと引き換えに失った最愛の妻と娘を思い、
校正作業の終盤、この言葉にさしかかった時、
大槻さんは人知れず涙したそうです。
日本初近代的国語辞典がこうやって作られたことがわかったのは、
とてもいい勉強でした。
この番組は、本当に勉強になった。(まだつづく)