右端が「端」・左端が「奥」
今日は12月28日。
「北条義時」(安田元久著/吉川弘文館)も残すところ40ページ。
今日で読破できそうです。
この本の最初の「はしがき」を先日引用しました。
ふと、その「はしがき」という言葉が引っかかりました。
「はじめに」「まえがき」とは聞くけど、「はしがき」はあまり目にしません。
調べてみました。
漢字で書くと「端書き」
文書の右端を端(はし)または袖(そで)といい、左端を奥というのだそうです。
したがって文書の右端に書かれた本文以外の文言を広く端書きあるいは袖書きというわけです。
なるほど~勉強になりました。調べてよかった。
ついでに「奥付け」を調べました。
辞典にはこう書いてありました。
「物の末尾に、書名・著者・発行者・印刷者・出版年月日・定価などを記した部分」
文章の左端の「奥」にはり付けるものなので「奥付け」なのでしょう。
すっきり。
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