「土に点」の読み方あれこれ
今日は11月13日。
天気予報では、確かに晩は雨と予報していましたが、
甘く見ました。大丈夫だろうと判断して自転車通勤。
晩に帰ろうかなと思ったら、外はけっこう降っていました。
カッパを着ての帰路。素手に当たる雨が冷たかった~。
学芸会が迫ってきました。
私のSP‐404SXが、4・6年生の劇のBGMで活躍することに。
ありがたいことです。
それでは本題に。
前投稿で書いた「土に点」
「つち」「ど」「と」以外の読み方があることを知ったので、紹介します。
この字のように、「土の右上に点」がついている字についての引用。
「苗字に生きるやまとことば」(丹羽基二著/青春出版社)より。
土野はツチノとふつう読む。
しかし、土(右上に点)野さんは、ハノと読む。
ハノの語源は、ハニノで、これを略した形とみられる。
土といえばいろいろな土がある。
泥は、どろどろとした水をふくんだもの、
ツチはいっぱんにふつうの土壌で、特殊な色(赤・黒・茶など)もしていないもの。
いわゆる土色で、ねばり気もなく、砂ほどでもないもの。
ハニは、ねばり気の強い、茶色や赤味をおびたもの(中には黒もあるが)で、器などにするものが多い。
土(右上に点)野さんが、ハノとよませたのは、このハニの土を強調しているらしい。
それでツチノとかドロノとか呼んでもらいたくないのだ。(167p)
前投稿で紹介した土(右横に点)の場合も、土(右横に点)野という苗字があって、
ヒジノさんと言うそうです。(168p)
土(右横に点)はヒジと読むことがあったというわけです。
しかし、ゼネラルプロデューサーの方は、おそらくイドさんであろう。
イヒジという苗字はなさそう。
有名人、土方歳三の「土」は、その昔は土(右横に点)だったかも。
コメント