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2012年11月13日 (火)

「土に点」の読み方あれこれ

 

今日は11月13日。

 

天気予報では、確かに晩は雨と予報していましたが、

甘く見ました。大丈夫だろうと判断して自転車通勤。

晩に帰ろうかなと思ったら、外はけっこう降っていました。

カッパを着ての帰路。素手に当たる雨が冷たかった~。

 

学芸会が迫ってきました。

私のSP‐404SXが、4・6年生の劇のBGMで活躍することに。

ありがたいことです。

 

それでは本題に。

 

前投稿で書いた「土に点」

「つち」「ど」「と」以外の読み方があることを知ったので、紹介します。

 

無題
この字のように、「土の右上に点」がついている字についての引用。

「苗字に生きるやまとことば」(丹羽基二著/青春出版社)より。

 

土野はツチノとふつう読む。

しかし、土(右上に点)野さんは、ハノと読む。

ハノの語源は、ハニノで、これを略した形とみられる。

土といえばいろいろな土がある。

泥は、どろどろとした水をふくんだもの、

ツチはいっぱんにふつうの土壌で、特殊な色(赤・黒・茶など)もしていないもの。

いわゆる土色で、ねばり気もなく、砂ほどでもないもの。

ハニは、ねばり気の強い、茶色や赤味をおびたもの(中には黒もあるが)で、器などにするものが多い。

土(右上に点)野さんが、ハノとよませたのは、このハニの土を強調しているらしい。

それでツチノとかドロノとか呼んでもらいたくないのだ。167p)

 

 

無題toukouiyou

前投稿で紹介した土(右横に点)の場合も、(右横に点)という苗字があって、

ヒジノさんと言うそうです。(168p)

土(右横に点)はヒジと読むことがあったというわけです。

しかし、ゼネラルプロデューサーの方は、おそらくイドさんであろう。

イヒジという苗字はなさそう。

有名人、土方歳三の「土」は、その昔は土(右横に点)だったかも。

 

 

 

 

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