メンタルヘルス[子ども]理解セミナー報告4・・・肯定語で注意する理由
今日は8月10日。
セミナー報告のつづき。セミナー報告3はここ→セミナー報告3
平成24年度 メンタルヘルス[子ども]理解セミナー
「アスペルガー/ADHDへの対応をヒントに
子どものやる気の出し方・出させ方を考えます」
講師:麓 聡一郎
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・麓さんは脳を「1st脳」(脳幹)「2nd脳」(大脳辺縁系)「3rd脳」(大脳新皮質)に分類し、
それぞれの脳の特性や役割を分析。
そしてそのことをベースに、子どもたちにどのような支援を行ったらいいか話してくれた。
ただ脳については大きく省略。支援の内容を並べる。
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・がっつり朝食・・・脳にエネルギー(ブドウ糖) 1~2時間でエネルギーになる。
・たっぷり太陽・・・質の良い睡眠。セロトニンが出る。セロトニンが出ると、パニックになりにくい。
・低刺激と一定・・・扁桃体を落ち着かせるため。そう麓さんは話されましたが、う~ん理解不十分。
低刺激・・・×装飾・温度・×騒音・×強い口調
・語るな。結論が先・・・まわりくどい説明では、焦点がわからなくなる。
・優先順位で考えさせる・・・あれもこれもと同時にはできない。まず何をするか。次に何をするか・・・。
・行動させれば、側坐核が動く(やる気が出る)・・・嫌な事・苦手な事・面倒くさい事をとにかくやらせる。
・2nd脳に理屈は関係ない/徹底あるのみ・・・注意制約規則命令指示などで型にはめる
型にはめることは大事なこと。
今、時めいている選手も、一生懸命型にはめる練習をした後
に、さらに努力して型を破った。(最初から型破りはいない)
・3rd脳は、型にはめられることを嫌う。したがって損得で考えさせる。その行動が得だと話す。
・アスペルガーの子は自由が不自由/「止めろ」ではなくてどうすべきか言う。肯定語で注意する。
・目には威力がある。使い分ける。・・・子どもを見ながら否定をしない。
子どもを見ながら自分の意見を言う。基本はYou right I right
・ADHDは基本頑張り屋・基本好奇心旺盛・・・挑戦する気持ちを支援
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肯定語で注意する理由がはたとわかる。大きな収穫。
(つづく)
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