初めて知った大越桂さん
今日は4月21日。再スタートから8日目。
3月7日の朝日新聞朝刊の「天声人語」です。
この文章を読んで、大越桂さん(23歳)のことを初めて知りました。
大越桂さんがどんな人か、次のサイトから引用します。
※「NIYO NIYO Vol27 2007年秋号」htm・・・引用した文以外も読むことをお薦め
仙台市出身。重度の脳性まひで、13歳で気管切開し、声を失うが、
中等部1年のときに字を習い始める。2年生から詩の創作を始め、
通信を発行し、その冬の2004年12月にブログ「積乱雲」を作成。
創作は詩のほか、短歌、書などの分野に広がる。
インタビューで、「障害のこと、言葉を書くようになるまでを教えてください。」という
質問に次のように答えています。
「私は819グラムの、とても小さい未熟児で生まれました。
双子の姉がいましたが、出産のときに死にました。
私は脳性まひの障害を持っています。また未熟児網膜症で、強い弱視です。
そこまでは普通の障害でしたが、中学のときに気管切開をして、声が出なくなりました。
それまで、色々と耳で聞いて言葉は分かっていたけど、
伝えられなくなってストレスで吐き、とてもやせてしまいました。
肺炎などになって、小学校6年から中学3年の夏まで入院しました。
その入院中に気管切開をした後、養護学校の先生に字を書くことを習い始めました。
一年生から、あいうえおの練習をして、自由に書けるようになったのは2年生のときです。
初めは単語で用事を伝えていましたが、
段々、詩というか、おしゃべりとは違う作品をつくるのが面白くなりました」
表現手段が手に入ってよかったねと思います。
しかし、いろいろな人がいます。
こんな人生というか、生い立ちを経て、今にいたっている人がいるのですね。
うれしくなります。みんないろいろなんだ。いろいろなのが当然なんだ。
大越さんの作品に触れたくなりました。
大越さんのブログはここ→「積乱雲」/
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