ライフログ3・・・手書きのライフログ
今日は4月28日。
前投稿のつづき。
4月9日放映の「クローズアップ現代 自分の人生、どこまで記録?~広がる"ライフログ"~」より。
奥野宣之さん(30)が紹介されました。
手書きでノートにライフログを記録している人です。
ノートに写真や、地図などを貼りつけて、自分の思いが手書きで書きこまれているノート。
私も同じようなことやっているぞと思いました。
奥野さんは業界紙の記者をしていました。
締め切りに追われ、疲れ果て、毎日充実感が得られませんでした。
ここままでいいのかという思いを持っていました。
そんな時にふと思いついて始めたのが、
手書きでノートにライフログを記録することだったそうです。
ナレーターさんが言った言葉。
走り書きで書きとめた文字には、デジタルにはない、
その時の感情の起伏が刻まれていました。
自分はどんな時に喜びを見出すのか、
折に触れてノートを見返すなかで、本当の自分があぶりだされていったと言います。
(中略)
手書きのライフログによって、何気ない日常の中に、
多くの喜びを見つけられるようになった奥野さん。
(中略)
奥野さんは、毎日が豊かになっていくのを感じています。
そして奥野さん自身がこう語っていました。
「そんなに面白いことってあるわけないんですよ、人生で・・普通の人で・・・。
芸能人とかじゃないし、ヒーローとかでもないから」
「何かその普通の中で、どう面白くしていくかみたいなことを考えなきゃいけなくて」
「僕は僕で、一番面白い人生を送っているし、
また別の人は別の人ですごい面白い人生を送っている」
「自分なりの意味みたいなものをどんどん見つけていけば、
なんぼでも面白くなると思いますね」
そしてこの後糸井重里さんが話したことが特に印象に残りました。
「(奥野さんの目のつけどころがいいのを受けて)きっと書いていくことで、
鍛えられていくことがあるんじゃないかな」
「だれも『感じるな』と命令されているわけでもないのに、
(多くの人が)だんだん感じなくなってきている。
書いていくことを続けていくことで、感じる能力が高まっていくと思う」
「感じたから書くんだけど、書くことでまた感じやすくなる。
(奥野さんは)それをずっと繰り返してきた」
(中略)
「(奥野さんは)何が楽しいかを書いて見つけてきた」
「書くことで感じやすくなる」・・これはあるなあと思います。賛成。
「何が楽しいかを書いて見つけてきた」・・・いいこと言うなあ~。
糸井さんは、豊かさの感じ方が変わってきたとも言っていました。
以前は、予定表が仕事でびっしり埋まっていることが誇らしかった。喜びを感じた。
でも今は、他人に振り回されずに、
自分で選んだ時間を自分のことで過ごしていることに喜びを感じるようになった。
私も、このブログを書くようになってから、
自分がやりたいと思ったことに時間をかけようと思うようになりました。
年齢的なものかとも思っていましたが、今の風潮なのですね。
自分でも豊かさの感じ方の変化を実感します。
さらに糸井さんは言います。
「どんなに勲章をもらっている人でも、普段の生活は(普通の人と)変わらないわけ。
(中略)
そこを輝くものにするためには、好奇心の筋肉みたいなものを、
素振りで練習していくには、書いていくことですね。」
う~ん、結論。
普段面白いこと、いいなあと思ったことは書いていくことですね。
そうすれば感性が磨かれ、好奇心が衰えず、面白く過ごせる。
でも待てよ、これって、従来の日記だ。ちょっと違うのは、なるべく早く書くことかな。
18分間の番組がいい勉強になった。
毎日を楽しむために、これからも日記、そしてこのブログ。書くぞう。
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