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2012年1月23日 (月)

先週気になった原発関連記事2つ・・・・内部被曝は現実

  

今日は1月23日。

昨日の投稿のつづき。

    

そして1月19日朝日新聞朝刊一面の見出し。

福島1日の食事4ベクトル 

年間(内部)被曝新基準の40分の1

    

この記事をスキャナーでとったものを載せます。

EPSON074
    

記事の最後に「カリウム40」のことが出てきます。

「結果から推定される年間の被曝線量は福島でも、

食品にもともと含まれていて誰も被曝しているカリウム40の

自然放射線による被曝量よりもはるかに低い。」

この点については、昨日の投稿で扱った本「内部被曝の脅威」のなかにこう書いてありました。

    

日本人の場合、一般に成人の体内に存在しているカリウム40の放射能の総量は、

約4000ベクレルである。

だから、「ほら、人間の体内にはもともと放射能があるのですよ、怖がる必要はありません」

と言われている。

しかし、放射能の生物に与える影響を研究する遺伝学者は

「カリウムの代謝は早く、どんな生物もカリウム濃度をほぼ一定に保つ機能をもっているため、

カリウム40が蓄積することはない」

「カリウムを蓄積するような生物がかりに現れたとしても、蓄積部位の体内被曝が大きくなり、

そのような生物は不利を負うことになるから、進化の途上で淘汰されたであろう」

と述べている。(83-84p)

   

放射性物質の蓄積が問題なのであって、

どこの部位にどのくらい蓄積するのかよくわかっていない今、

実際にセシウムが食品に入っていて、

それを食べている人たちがいることがショックです。

食べざるをえないのです。

あらためて、放射性物質は大量に拡散し、

人間に影響を与え続けていることがわかった記事です。

まだ53家族です。より詳しい調査結果が知りたい気持ちです。

自分の身体にも、この1年でどれくらいの放射性物質が蓄積しただろう?

 

 

 

 

 

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コメント

おはようございます。
新聞記事、興味深く拝読しました。

新聞もいろいろですね。
政府の御用学者が「放射能?大丈夫。心配いりません」
って堂々と紙面で公言しているのを読むと・・・
「これはわざと載せてるんかな?」なんて思ってしまいます。

放射能を含んだものを食べざるを得ない現実・・・
放射能と共存する?しか道はないのでしょうか。

これだけ放射能のことが騒がれだす以前に
大気圏内核実験は500回以上も 繰り返されていたそうです。
そして、今年の1月にもアメリカが・・・実施したそうです。
どれだけ目に見えない放射能が地球上に降り注いでいることか・・・

代謝の早い 子どもたちの被曝がいちばん心配です。
これからおとうさん、おかあさんになるであろう、中学生や高校生たち・・・
今も福島に住む親御さんたちの気持ちを考えると
ほんとうに いたたまれません。

命を守ることを考えて避難すれば、家族が壊れる。
家庭を守ることを考えると、命が脅かされる。
こんな究極の選択をしなければならない現実・・・

ほんとうに、原発はいらない!って思います。

政府の御用学者って本当にいるのですかね。
今回「大丈夫」と言っている人たちは、
そうなのかなあ?
良心にかかわることだと思うのですが。
アメリカのやったことについては、
昔、映画「ナイトブレーカー」で知ってビックリさせられました。
地上での核実験に、兵隊を動員したのです。
とんでもないことをしています。
この映画、どこかでテレビ放映してほしいと思っています。

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