図工の授業7・・・絵も気づくことが大切
今日は11月26日。
指導案にこう書きました。
子どもたちは,目の前にあっても気がつかないことが多々ある。
「気づく」というのは大事な力だと考える。
気づくからこそ,面白いことを知って,人生を楽しめる。
解決方法を知って,苦境を 乗り切れる。助けを求めていることを知って,協力ができる。
したがって,ふだんの生活で子どもが気がついた時はほめ,
授業でも気づきを鍛える指導を継続的に行ってきた。
今回の授業でも,絵をじっくり見させて,気づいたことを書かせ発表させる。
他の子の発言を聞いて,いろいろな視点をもてるようになれば,
「気づく」力をアップさせられると考える。
指導員の先生が、これもいい絵だよと紹介してくれました。
この絵を見て「気づいたこと」を発表する授業がしたくなりました。
「イカロスの墜落のある絵」(ビーテル・ブリューゲル作)
何が描かれているか、気づいたものをどんどんあげさせて、
そこから思うことや感じたことを言っていく。
いろいろなものを含んだ絵です。
10月にテレビ愛知(テレビ東京系列)で放映された「美の巨人」で、
この絵のことが取りあげられた模様。もっと早くこの絵のことを知っていたら録画したのに~。
※「美の巨人 バックナンバー イカロスの墜落の風景」html
面白そうな絵です。調子にのってまた授業をやってみようかな。
指導員の先生が、3枚の絵を使った授業も提案してくれました。
「風神雷神図」(17世紀前半 俵屋宗達作)
「風神雷神図」(1710年頃 尾形光琳作)
「風神雷神図」(1821年頃 酒井抱一作)
宗達の作品を光琳が模写。
光琳の作品を抱一が模写。
ほぼ100年おきに描かれた絵ですが、微妙に違います。
それに気づき、なぜかなど考える。
インターネットで調べると、この3作の比較に関するサイトはたくさんありそうです。
たとえばここが面白そう。
なぜ宗達は雷神を白、風神を緑に描いたか?など書いてあります。
視線の向きにも気づいています。
気づけば、24日の授業をめぐって7本の投稿を書きました。
こういうのがいい。
授業を作っていく中で、自分もいろいろなことを知って、
自分も広げていくことができる。
次回の「いつか」に役立つことを吸収できる。
今日は、再び指導案を作らなければなりません。
今度は国語。説明文。子どもにも自分にも役立つ授業づくりをしたい。
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