元素ブーム?/フッ素
今日は8月6日。
1学期、自主勉強で「元素」について根気強く書いてくる男の子が2人いました。
何でそんなに元素に興味を持ったか尋ねたところ、
それぞれの男の子が、1冊の本との出会いで興味を持ったことを知りました。
何と持ってきてくれました。
これがその本。
「世界で一番美しい元素図鑑」(創元社)
「元素生活」(化学同人)
確かに面白い。小6でも楽しいかも。
「世界で一番美しい元素記号」は書店で平積みされていました。
流行なのかな。
学期末の忙しい時に借りたので、一部分を読みました。
読んだ中で興味を持ったのは、「フッ素 F」
「元素生活」にはこう書いてありました。
フッ素といえば、「虫歯予防」と「フライパン」。
歯の表面にくっついて、虫歯菌に侵されにくくし、
歯を修復する手助けも。
また、フライパンや傘にフッ素樹脂をコーティングすると、
モノをくっつきにくくし、
水や油をはじくなど便利モノだ。
でも単体のフッ素が猛毒なので昔は取り出すのがたいへんで、
成功したモアッサンさんはノーベル賞をもらった。
なぜ、他の物質がくっつきにくいか?
ここが興味あり。
調べたのですが・・・難しい。
フッ素と炭素が結合したフッ素樹脂は、酸化もせず、アルカリにも反応せず安定。
水もはじき、油もはじく。
大雑把につかめただけ。
単体のフッ素を取り出す時には多くの犠牲があったようです。
フッ素の毒性のために中毒死したり、爆発性もあるためにけがをした人もいました。
モアッサンさん(サンとさんの組み合わせが楽しい)も、
フッ素を取り出す実験がもとで、片目を失明しています。
恐ろしい物質でもあるのです。
調べていったら、その恐ろしさについてより詳しく書いたサイトにぶつかりました。
合成甘味料に引き続き、この夏は、この手の話に遭遇します。
(次の投稿につづく)
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