NHKスペシャル「原爆投下・10秒の衝撃」
今日は11月15日。
1998年8月6日に放映された「原爆投下・10秒の衝撃」をじっくり見ました。
以前、さ~と見たことがありましたが、今回はじっくりと。
Wikipediaはすごいです。
調べたら、この番組について詳しく書いてありまいた。
Wikipediaによると、2005年に再放送されていました。
有名な広島の原爆のキノコ雲の写真。
この写真は原爆炸裂3分後の写真。
番組は言う。
「この時もうすでに広島は壊滅していた」
原爆炸裂10秒で、広島は壊滅していたことを、科学者が検証した番組でした。
「一瞬、多くの死、今も苦しんでいる」
向山洋一先生が行ったヒロシマの授業では、
ヒロシマの原爆では、この3点があるために、
日本でも世界でも絶対忘れてはならないものとされています。
その「一瞬」で何が起こったかを知るには最適な番組だと思います。
原爆は飛行機から投下後43秒で炸裂しました。
高度567メートル。広島には35万人がいました。
第1段階(炸裂0秒~100万分の1秒)
致死量以上の放射線を、炸裂前にすでに直下の住民は浴びていました。
炸裂前に住民の運命は決まっていたのです。
第2段階(炸裂100万分の1秒~3秒)
火球が出現。最高250万度の高温。
0.2秒後には直径310m表面温度6000度となり、
直下の住民を襲います。
6000度!地獄の熱さ。 いや地獄以上。
第3段階(炸裂3秒~10秒)
火球の急激なふくらみによって、猛烈な衝撃波が広島を襲います。
人の体は宙に舞い、叩きつけられました。
丈夫な建物の中では、窓から入った衝撃波が部屋の中を駆け巡りました。
破壊された窓ガラスの破片は、壁に突き刺さりました。
アメリカの核実験の衝撃波映像はすさまじいです。
それが広島であった。
そして20分後には放射線を放つ黒い雨が
広島で降り始めたそうです。
「原爆投下 10秒の衝撃」が何とパソコンで見ることができます。
私は1998年に録画したビデオテープで見ましたが、
パソコンで見れるなんて、何と幸せな時代なんだ~。
昔、NHKに番組がどうにか手に入らないかと問い合わせても、絶対だめでした。
そのことを思うと、とてもありがたい。
教材研究もどんどん進められます。お薦め番組です。
ここを参考に。
※平和アーカイブスhttp://www.nhk.or.jp/peace/library/199040.html
P.S.どうも違ったようです。パソコンで見られるのは一部で、
全部を見るためにはNHKの放送局に行くようです。
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