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2010年5月18日 (火)

国分寺・国分尼寺下見9/今度は瓦の話

前投稿で紹介した「平城京 古代の都市計画と建築」(草思社)のイラストは魅力があります。

今度は屋根瓦の種類を示すイラストです。

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国分尼寺でも瓦が掘り出され、それをもとに復元されています。

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左が軒平瓦(のきひらがわら)

軒平瓦の模様は唐草模様。

遠くギリシアから伝わってきた模様です。

右が軒丸瓦(のきまるがわら)

模様はハスの花。

「蓮華文(れんげもん)」と呼ばれる模様です。

    

     

    

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鬼瓦。

向かって右半分が発掘され、左半分が復元されたもの。

これらの瓦が実際に使われて国分尼寺の中門が復元されました。

   

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瓦は一つでもかなり重いです。

重さによって、建物をしっかり礎石の上に固定させようとしているためです。

礎石の上に乗っているだけの建物が私には不思議です。

はずみで滑ってずれないのか?    

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