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2009年12月31日

2009年12月31日 (木)

2日間で学んだことその10(最終回)/経験のプラス・マイナス

(前投稿のつづき)

本「野中信行のブログ教師塾」(学事出版)より。

   

大切なのは、「悩まないで、反省しない」で、「次をどうしよう」と考えていくだけである。(173p)

   

野中先生は、斎藤孝著「座右の諭吉」(光文社新書)から次の文を引用しています。

  

「私(斎藤さんのこと)自身も人生に悩んだ時期が長かったので痛感する。

人生にぐずぐず悩むヒマがあるならもっと勉強すればよかったのだ」(中略)

「彼(諭吉)はどんな閉塞状況にあっても、

あるいはどんな難しい事態に陥っても、

まったくへこたれるところがなかった。

パニックにならずに処し続ける。

無駄なことには一切悩まない。

自分のやりたいことがうまく進むように具体的な手立てを打っていく男だった」(146p)

   

福沢諭吉はすごい人だから、きっといきなりこの境地になったのでしょう。

私のような普通人だと、悩んで反省して落ち込んで、

決していい結果にならなかったという痛い体験(病気にまでなってしまった)を経たからこそ、

やっと悩まないで、「次はどうしよう」と考えれるようになりました。

でも身近な悩んでいる若い先生には、

できたらそんな体験を経させたくないです。

「大丈夫、大丈夫、次に何をするか考えよう」と声をかけていきたい。

藤原和博さんの「修正主義」を若い先生には身に付けてもらいたい。

「どうにかなる」・・・最近の口癖です。

    

ついつい野中先生の本の引用から自分のことをどんどん書いてしまっています。

最近同じ職場の先生から、

「先生はいろいろなことを楽しんでやってますね」「楽観的ですね」などと言われます。

10年前の自滅型の自分と大きく変わったと思います。

経験がどんなプラスを自分に与えてくれるのか半信半疑でしたが、

最近は経験が与えてくれたものを自覚できるようになってきました。

   

    

年配の先生が学級崩壊を起こしてしまう理由を、

野中先生は次のように言う。この本で最も印象に残ったところ。長く引用します。

   

原因は、野村(監督)が言う「変化球が覚える」ことを怠ってきたせいである。

今まで通用した投球で通用すると思い込み、

変化球を覚えることを怠ったのである。

具体的に書こう。

まず第一に、ベテランになればなるほど、授業は下手になる

えっと思われるかもしれないが、本当である。(中略)

だんだん下手になっていく。

よほどの努力をしないと保っていけない。

その原因は、テンポではないかというのが最近の結論である。(中略)

第二に、子どもたちとの距離の取り方が間違っている。

ベテランの先生たちのクラスが荒れるのは、

その先生が「子どもたちがだらしない」とその姿にイライラして、

しょっちゅう説教しているか、叱っているかを繰り返してしまうからである。(中略)

第三に、ベテランの先生たちは、今までの(学級経営の)方法に固執している。

それでは、もう「変貌している子どもたち」に対応できない。(181~182p)

   

先に行く人がこういうことを書いてくれることはとてもありがたいです。

経験はプラスもあるけど、マイナスもあるわけで、

経験の落とし穴に落ちないようにしていきたい。

    

う~ん、本からは1つのことを学べばいいというけど、

この本から引用したい言葉・文はまだある。

しかし2009年はもうすぐ終了。ここで「2日間で学んだこと」シリーズは切りにしたい。

次のブログに書く時は新年、2010年です。

2009年のスタートは898本目の投稿。そしてこれが1450本目の投稿。

1年間で553本。よし、ここまで!

    

   

   

2日間で学んだことその9/その子の良さは、ちらっとしか光らない

(昨日のつづき)

12月27日の帰りは、三ノ宮から大阪、西梅田、なんばと経由して

近鉄大阪難波駅から名古屋駅までは近鉄特急。

近鉄特急の2時間はとても快適で安上がり。

今回はアーバンライナープラスでした。

   

帰りに読み終えた本は「野中信行のブログ教師塾」です。

野中信行のブログ教師塾―「現場」を生き抜くということ― 野中信行のブログ教師塾―「現場」を生き抜くということ―

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この本からもたくさん学びました。 

      

その子のプラスの要素を探すというのは、簡単ではない。

教師の力量と見る視点が問われる。

その子の良さは、ちらっとしか光らない。その光を見逃さないことだ。(24p)

   

22人の子どもの担任だった時、

毎日一人一人の良かったことを付箋に書いて連絡帳に貼りました。

野中先生の書かれていること、その通りでした。

少ない人数でしたが、見逃してしまいがちです。

俵原先生の言う「Bの子理論(Bの理論)」のように、

Bの子を見逃しがちです。

見た!と思っても、しばらくしていざ書こうとした時に忘れてしまうこともあります。

いろいろな場面で見るようにしました。

授業、放課、提出物、給食、掃除。

些細なことでも、しっかりほめました。

こういうところでも褒めれるぞと、発見もありました。

こうして視点が増えました。

自分に課した毎日の付箋はいい修行でした。

杉渕先生の「1%を見る」発想もありました。

参考:2007年のブログ「1%を見る」http://mitikusa.typepad.jp/blog/2007/11/post_ec4d.html

   

現在32人の子どもの担任。付箋修行をすることに躊躇しています。

毎日32人の良いところを書きとめる力量が自分にはまだありません。    

    

親が子どもと一体化してしまうことについて、野中先生は次のように書いています。

   

多くの親たちが、子どもと一体化してしまっているために、

子どもの問題を自分の問題としてとらえてしまう。

子どもの問題への指摘は、すべて自分への否定、批判として受け入れてしまう。

冷静に問題を受け入れていくことができない。

単に子ども同士の喧嘩も、大きな問題にまで発展してしまう。(104p)

   

「一体化」の意味がよくわかりました。

昔に比べて子どもが数が少ないことが一体化を招くのでしょうか。

確かに冷静になれないことあり。

それは教師にもあるのでは。

指摘されて落ち込んだこと多々体験あり。

問題は必ずあるものと考え、

問題は、子どもが成長する時のチャンスと考えたい。

そう考えると、問題に対して客観的になって、どう解決していくか考えられます。

いい年になって、やっとこう思えるようになりました。

    

いじめだけは、担任教師の力がなくては、どうにもできない。肝に銘じよう。(121p)

   

あらためて銘じます。

   

元旦早朝は部分月食/山のカレンダー

神戸から帰ってきてからの4日間はあわただしかったです。

掃除、修理、買い物、年賀状書きなどなど。

30日は奥さんの実家に行って、恒例の餅つき。

今日は高校の時の恩師の所へお歳暮を届けに。これも恒例。

年末恒例のことを一つ一つやっていって、その先に新年が来るのだなと思います。

もう一つ恒例。

山のお店にいて、山のカレンダーをもらってくること。

今年は今日(31日)お店に行ったので、

もうカレンダーがないかなと心配していましたが、

「まだありますよ~」と店員さんに言われてホッとしました。

「1つでいいですか?」と尋ねられたので、

「それでは2つください。1つは職場にかけます」と答えて、2つもらってきちゃいました。

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山に行きたくなる写真満載のカレンダーです。

来年はもっと山に行きたいと思っています。

だからダイエットとトレーニングに励んできました。

    

もうじき2009年は終了。でもまだやりたいことあり。

「2日間で学んだこと」シリーズは完結させたい。

26・27日のことを4日間もかけてうっています。

それだけ学びが多かったということでしょう。

    

一つ情報。

元旦の朝、部分月食あり。

約8%の部分月食ですが、偶然のもたらす天体ショーをしっかり見てみたいです。

3:51頃から欠け始め、4:22頃が最大。4:53頃終わりです。

その後ついでに初日の出。

この辺りの日の出は6:58.

雪が心配されるだけに、雲がたちこめていないか心配です。

   

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