アゲハは前足で味を感じられる
(前投稿のつづき)
アゲハは口だけでなく、前足にも味蕾(みらい)があり、味を感じることができます。
それは産卵のために必要だからです。
幼虫が食べることができる葉っぱがどうか確認するのです。
食草ではない葉に産卵すると、
産まれてきた幼虫は、エサになる葉っぱを探しているうちに死んでしまう可能性が高いです。
ちゃんと前足で確認して産みつけます。
「味を感じるのは口の中」というのが先入観であって、
他の場所に味蕾がある生き物はいる。
先入観を覆してもらうことはとても気持ちがいい。
ところで、学校でアオスジアゲハが蛹化してから日がたちました。
9月8日と10日のことでした。
こんなに時間がかかるのかな。
サイトで調べると、10日余りで羽化する例がありました。
どうなったのだろう?
写真は9月23日撮影のもの。
茶色の蛹が9月8日蛹化。緑が9月10日蛹化。
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