松原用水/サイフォンの出口が見つからない
(24日の投稿のつづき)久々に「松原用水」のこと。
牟呂松原頭首工から豊川の水を取水し、牟呂松原用水となります。
この用水がしばらくすると牟呂用水と松原用水に分かれます。
松原用水がどのように流れているか。
豊津分水工(旧一宮町・現豊川市)というところに地図がありました。
色あせた地図ですが、赤い部分が松原用水です。
上半分をアップにします。
地図の北から南に黒白の線で表わされているのが牟呂松原用水。
それが2つに分岐。南に下っているのが牟呂用水。
そして西に向かって流れ始めたのが松原用水。
色あせていますが、よく見ると豊川の下をくぐり抜けているのがわかります。
(う~ん、ちょっとわかりにくいかな)
つまり松原用水は、豊川をサイフォンを使ってくぐり抜けているのです。
このサイフォンを見に行くことにしました。
8月6日。自転車で出かけました。
サイフォンがあるらしき場所の辺りを探しました。
見~つけた。
サイフォン関係の施設です。
写真左手に豊川が流れています。(上流側に立っての写真)
上の地図に黄色でAとして表した場所です。
松原用水は左手の方から豊川の下に入り、右手に出てくるわけです。
サイフォン自体は完全に地中にあるようで、全く見ることができません。
次の関心は、豊川の下をくぐり抜けた松原用水はどこに現れるのかです。
堤防の上からの風景です。
この風景を見ると、黄色の丸の部分で用水はサイフォンから流れ出し、
矢印の方向に流れると想像できました。
もちろん堤防から下りて観察。
丸印の場所はこうなっていました。
全く水が出ている気配なし。?????
どこだ、どこに出ているんだ?(つづく)
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