ドクターヘリの本その2
本「命をつなげ?ドクターヘリ」(岩貞るみこ作/講談社青い鳥文庫)からの引用をもう少し。
主人公の新任ドクターの思い。
ドクターヘリによって命を助けられた父親。
見舞いに来た小学生の息子との楽しそうなやりとりを見て・・・
ふたりが、あまりに楽しそうで、ぼくもつられて、笑ってしまう。
ごく、ありふれた、親子の光景。
救命救急センターの医師として、うれしいのは、こういうシーンを見られるときだ。
もし、父親を助けることができなかったら、カズヤは、いまごろ、
どんな思いをしているだろう。
『命は、多くの人の、人生のなかにある。』
ぼくが、救命救急センターにきたとき、最初に、松原先生が教えてくれた言葉だ。
だれかを助けるということは、その人だけを救うわけじゃない。
その人の親や、子どもや、兄弟や、親戚や、友だち、みんなをしあわせにできるということだ。(91p)
そう思います。
ブログにも記録しておきたくなり、うちました。
この本は漢字にはすべてふりがながうたれていて、
小学生でも読むことができます。
あとわずか1週間ですが、学級文庫に入れておきたいと思います。
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