紫色のあけび
ある男の子が、学校に来る道にあけびがあると教えてくれました。
そりゃあ、見に行きたいと思っていました。
昨日は一斉下校。その男の子の班の引率がてら、あけびのある場所に行くことにしました。
しかし、職員会議があって早く戻ってこなければなりません。
ところが、隣の市で強盗があってまだ犯人が捕まっていないため、「先生は最後まで引率をお願いします。職員会議は45分遅らせます」との連絡。
なんと幸運?不謹慎ですみません。
子どもたちが案内してくれたところに、あけびは鈴なりに生っていました。
ぱかっと開いた状態で、まさに食べごろ。
ただ見るだけでは惜しいと、子どもたちを肩車して採集開始。ちゃっかり道草です。
私が今まで見たあけびは茶色でしたが、ここのあけびはあざやかな紫色がちょくちょくありました。珍しい。
山形県とかが栽培して売り出しているあけびは紫色とのこと。確かにこの紫色は、商品としては適していると思いました。
班の子たちと別れて、学校に戻る時に、交通指導ボランティアの方と出会ってあけびの話をしました。
その方が別のあけびがよく生っている場所を教えてくれました。
「昔は子どもたちがよくとりに行ったが、今の子は知らんじゃないかな」とのこと。
さっそく行ってみました。たしかにたくさん生っていました。ここのは茶色のあけびでした。
本通りから外れた山道にありました。子どもたちは知らないよなあ、きっと。
秘密にしておこう。今日の私の収穫は2つ。甘くておいしかったけど、種ごと食べたためか、後でのどがひりひりしてしまいました。
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