ほぼ18年間”つん読”だった本を読みました
「教師修行十年」(向山洋一著/明治図書)より引用。
「学級通信を三百号出した、プリントを百枚つくったというような仕事も、ぼく達はしてきたが、そのために見落とした仕事もあるはずだ。一つ一つの仕事に全力を尽くすとtもに、そのことに自己満足するのはよそう。」(164p)
向山先生が仲間に呼びかけて書いた文章です。
一人一人に与えられた時間は同じなのだから、何かの仕事を一生懸命やって時間をかけたなら、見落とした仕事(自分の場合なら、おろそかにした仕事も)があるはず。謙虚でいたいと思います。
「教師修行十年」は再読でしたが、同じ頃に買って、ずっと”つん読”状態だった本を、押し入れから出してきて読みました。
「AさせたいならBと言え」(岩下修著/明治図書)
私は本に買った月日を書いておきます。それによると、この本を買ったのは「1989年9月14日」
買ってからもうじき18年になろうとしていました。
岩下先生は、2月に立命館小学校の研究発表に行ったときに、漢文の授業を見させていただきました。小学生に漢文でした。
もともとは名古屋市の先生でしたが、今は京都で活躍されています。
読んでみて、「まだ間に合う」と思いました。
このままさらに”つん読”状態が続いて、引退後にこの本を読んだら、きっと「もっと早く読んでおけばよかった」と後悔の塊と化すことでしょう。参考になることが多かったです。明日からの2学期に生かせると思います。さすが名著と言われる本。
これが平成19年度の夏休み最後の本になるかな。
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