ミュータンス菌のウンコとオシッコ
6月4日~10日が歯の衛生週間。7日には学校で歯の検診があります。
そして昨日の学級の時間のテーマは「きれいなは」でした。
21の会でかつてJ先生が持ってこられた資料を探し出し、
その資料を中心にした授業を組みました。
① 「今日は体で一番かたい場所の話です。どこだと思う。」
かかと、ひじ、骨、頭、歯といった具合にたくさん出る。答えは歯。
鉄よりかたいかどうかなど聞いて、歯は鉄やガラスよりかたいことを知らせる。
② 「そんなかたい歯が、なぜ虫歯になっちゃうのかな。」
ここでミュータンス菌の話をする。J先生の資料による。甘いものを好むミュータンス菌は、甘いものが歯に残っているとやってきて食べる。そしてウンコをする。ウンコはネバネバしていて歯にくっつき、なかなかはがれない。そのネバネバにさらにミュータンス菌がはりつく。これが「しこう(歯垢)」
ミュータンス菌はオシッコもする。これが歯のかたい部分をとかす。(このあたりは歯の構造図を板書して説明)
歯垢の拡大写真を見せる。・・・「歯の学校 大曲分校」のサイトを利用。
http://www.obako.or.jp/dental/2-2.html
③ 「朝・昼・夜のうち、一番歯磨きをしたほうがいいのはいつでしょう」
答えは夜。
④ 「ミュータンス菌の嫌がるものが、夜には口の中に少しだけしかなくなってしまいます。なんだと思う」
これは子どもがちゃんと当てた。「つば(唾液)」だから夜は念入りに磨きましょうと言う。
今度の学級の時間は歯磨きのやり方についてやるよと予告して、授業終了。
「え、もう終わりなの?」と子どもから声。こういうの久々。
ミュータンス菌のウンコ、オシッコのたとえが、1年生にはとても理解しやすかったと思いました。常日頃から、ウンコやオシッコを口にしている子たちこそ、集中したようです。
1年生ですが、ミュータンス菌の名前は覚えて帰ったと思います。
今度は学校に歯磨きセットを持参させて、歯磨きについて授業をやりたいと思います。
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