山田五郎さんの語り/テュポーン ゴルゴン三姉妹 メデューサ ルーベンス
今日は令和7年1月29日。
またメドューサの話。
以前にも紹介したこの動画に出てきます。
YouTube: 【絵で見るギリシャ神話と蛇】蛇退治神話が世界中に多すぎる!?そして蛇は医学や商業の象徴にもなる!?一体なぜ??山田五郎が徹底解説【新春恒例干支シリーズ・巳年後編】
メドューサの部分をピックアップします。
動画18分頃から。
大地の神ガイアと、ひ孫にあたる天の神ゼウスは、
長く戦いを続けていました。
ガイア(女性)は、奈落の神タルタロスと交わって、
ギリシャ神話最強最大の怪物を誕生させました。
それがテュポーン。
非常に強くて、ゼウスも一度は敗北しています。
テュポーンの姿は絵に残っています。
足が蛇(ヘビ)のように、とぐろを巻いています。
テュポーンを描いた別の絵。
クリムトの絵。
こうやって紹介されることが多い絵だそうです。
しかし、この絵は、右にもっと長いです。
テュポーンの大きな羽根、蛇の胴体が描かれています。
このテュポーンには奥さんがいます。
エキドナも下半身は蛇。
夫婦の子どもの3姉妹。
ゴルゴン三姉妹と言われます。
両親が蛇の体をしていたので、この三姉妹にも・・・
髪の毛が蛇でした。
三姉妹の中で、メデューサが最弱。
メデューサだけが死ぬ。長女、次女は死なない。
今も生きているのか?
これが映画「タイタンの戦い」で描かれたところですね。
山田五郎さんが言うには、ペルセウスは、アテナから盾を借りて、
ヘルメスから飛ぶサンダルを借りて、メデューサと戦いました。
メドューサの首を取ったペルセウスは、
盾に首をつけて、敵に向けることで相手を石にしました。
メデューサの首を描いた絵があります。
凸面に描かれた絵だそうです。
さらにこの絵。
ルーベンスは、メデューサの顔の部分を書いて、
生き物の部分は、生き物画を得意とするスナイデルに描かせたそうです。
ルーベンスは、こんなふうに、アシスタントに
部分を描かせていたそうです。
花の部分を「花のブリューゲル」と称される
ヤン・ブリューゲルに描かせたものです。
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