クスアオシャクの幼虫が糸を吐いた
今日は令和6年11月13日。
2つ前の記事の続き。
教室にやってきたクスアオシャクの幼虫。
昨日(12日)の写真です。
幼虫はどこにいるかわかりますか?
アップで写真を撮ってみました。
茎にしがみついている幼虫。
やっぱりこの幼虫はかわいいです。
昨日、この幼虫のことで、面白いことがありました。
最初に幼虫がついていたクスノキの葉っぱが萎れてきたので、
新しいクスノキの枝葉を取ってきて、
そちらに幼虫を引っ越しさせようとしました。
ピンセットでつまんで、動かそうとしましたが、
後ろ足ががっちり茎に固定されて動きません。
それでも動かそうとしたら、あの現象が起きたのです!
あの現象とは、糸を瞬時に吐き出して、転げ落ちることです。
ピンセットでつまむのは、幼虫にとって、
鳥に嘴で持っていかれると同じ状況。
非常事態です。
そんな時に、幼虫は茎や葉っぱに糸を瞬時に出して粘着。
幼虫は下に転げ落ちます。
でも下まで落ちません。
下に落ちると、自然界では、蟻とかがいて襲われます。
宙ぶらりんになるように糸の長さを考えるのです。
以前、それを知って驚きました。
ここでも道草 20240503 愛知県民の森④ ぶら下がっていたヒョウモンエダシャク(2024年5月16日投稿)
「ぶらさがり幼虫」の記事が印象に残りました。
その糸を吐いて逃げる現場を目撃できたのです。
生きていると、いろいろな体験ができます。
やっぱり長生きしたいなあ。
コメント