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2024年1月11日 (木)

本「わすれものの森」 岡田淳さんの本 今年も読むぞ

   

今日は令和6年1月11日。

  

この本を読みました。

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「わすれものの森」

(岡田淳+浦川良治作/BL出版)

  

忘れ物をしたり、物を無くしてしまった時に、

それらの物は一体どうなっているんだろう。

発見されるまで、どんなところにいるのだろう。

そこを想像したお話。

  

ちょっと私は現実派。

物は自分では動かない。

あるところにある。

ずっとそこにある。

だから、どこにやっちゃったかなと思った時には、

最後にいじくった場所を一生懸命思い出します。

  

したがって岡田淳さんとは違います。

でもこの想像力がいい。

このブログでも何度も書いていますが、

岡田淳さんの短編「フングリコングリ」は、絶品。

想像力の賜物。

これ以上のものを望んで、岡田淳さんの本を読みますが、

今回も「フングリコングリ」を上回ることはできませんでした。

  

でも面白いよ。

なくした笛が、家や学校で探しましたが見つからず。

やっぱり教室の机の中にあると考えたツトム。

今日中に見つけないといけないので、夕方、校舎に忍び込みます。

しかし、すでに笛は、「わすれものの森」に運ばれてしまったことを

謎の男、サントスとニブラに教えられます。

ツトムは、2人に頼んで、「わすれものの森」に連れて行ってもらいます。

笛は見つかるか。

笛はツトムのもとに戻って来るかどうか。

 

小学校で図工教師をしながら、

児童文学作家として活躍していた岡田淳さん。

1947年1月16日生まれの76歳。

まもなく77歳ですね。

今回、こんな動画を見ることができました。


YouTube: つながろうアート!/岡田淳《児童文学作家》「物語が生まれる部屋」

2年前の動画です。

お話を作ること、読むことが好きだった岡田さんのことを知りました。

あのプラタナスのお話がどうやって作られたのか知りました。

毎週、月曜日の給食の時間に、作った作品を読んでいたそうです。

優しそうな人だなと思いました。

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思いつくことを大事にしていました。

もう思いつかないんじゃないかと不安になることはあるけど、

最後は思い浮かぶのだそうです。

私も授業を考える時がそうだなあと思います。

どんな授業をするか。

最後は思いつきます。

思いつき、それを形にするのが楽しいと岡田さん。

すごく共感します。

岡田淳さんの処女作を知りました。

原稿用紙300枚だったものを、

出版社の人に言われて200枚に書き直した作品だそうです。

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「ムンジャクンジュは毛虫じゃない」

まだ読んだことがありません。

図書館に予約しました。

どんなお話か楽しみです。

今年も岡田淳さんの本を読むぞう!  

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