「腸腰筋」の本を読みました② インナーマッスルはストレッチで鍛える
今日は令和5年2月17日。
10日の続きで、
「体の不調の90%は『腸腰筋』だった!」
(羽田野龍丈著/日相出版)より引用していきます。
インナーマッスルのひとつである腸腰筋は、姿勢を真っ直ぐにする
とか、股関節を曲げる、足を上げるといった運動に関わっています。
(56p)
山登りとしては「足をあげる」が重要です。
1歩1歩足を動かして、前に進んでいくという基本の動作にとって、
腸腰筋を鍛えるのはいいことです。
私は人間の体の中でいちばん大切な筋肉は腸腰筋だと思っています。
上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉であり、これがいちばん大事だ
というのが私の見解です。
腸腰筋は、姿勢をキープするための筋肉なので、腸腰筋が弱くなれ
ば、背中を丸めるようになり、首が反ってアゴが前に出てきます。
それが、腰の痛みの原因にも、膝の痛みの原因にもなるのです。
(中略)インナーマッスルである腸腰筋を鍛えていれば、無意識の
うちに体が真っ直ぐになります。姿勢を意識したときだけアウター
マッスルで矯正している人は、本来の意味では、正しい姿勢にはな
っていないのです。
(90~91p)
腸腰筋を鍛え始めてから1カ月半。
最近立っている時、イスに座っている時など、
背中がいつの間にかピンとなっているなと思います。
そしてその姿勢をキープすることが、比較的に楽です。
腸腰筋を鍛えている効果だとうれしいのですが。
ところで最近、腸腰筋に関係する注目すべき論文が発表されました
ので、それについて触れてみたいと思います。
「アディポネクチン」というホルモンがあるのですが、これは脂肪
から出ています。太りすぎても出にくいし、瘦せ過ぎていても出に
くいというものです。その論文によれば、アディポネクチンから出
るタンパクがたくさんあると、動脈硬化率の低下や、アルツハイマ
ーの改善、内臓脂肪の燃焼などが促進されるというのです。東大病
院の先生が発表されたものです。
そして、アディポネクチンを出すためにはどうするかというと、イ
ンナーマッスル・トレーニングが効果的だというのです。つまり腸
腰筋をしっかり鍛えるということです。
(98~99p)
腸腰筋を鍛えるには、腸腰筋を伸ばす動きがいいと
先の投稿で引用しました。
どんな運動かなと思っていたら、99pに
ストレッチ体操の例が載っていました。
お馴染みのストレッチ体操です。
この動きは腸腰筋に効くことを知ってやるのはいい。
このストレッチ体操を、今やっている運動にプラスします。
痛みは、体の不調を知らせる危険信号です。痛み、しびれ、重さ、
だるさ、この4つの兆候は、どこか体が悪いから出ているのです。
(133p)
先月から、左の肩甲骨辺りが痛い。
今月初めには整体で診てもらい、施術もしてもらいました。
痛みは減少しましたが、まだ痛いと言えば痛い。
来月初めに、整体でまた診てもらおう。
痛みはほっといたらいかん。
ストレッチをやることによって、インナーマッスルは鍛えられます。
インナーマッスルというのは、体を支える筋肉です。支える筋肉は、
鍛えると柔らかくなります。他方、アウターマッスルという運動をす
るための筋肉は、鍛えると縮みます。だから、動いてばかりいると、
アウターマッスルが鍛えられて、どんどん筋肉が縮んでいきます。と
ころが、インナーマッスルは、ストレッチをすることによって柔軟性
を増していき持久力がついていきます。
(145p)
この発想は、この本を読んで得たものです。
インナーマッスルも動かすことで強くなると思っていました。
そのような運動をしてきました。
でもストレッチをやって伸ばすことがいいんだ。
この点については、私の整体師に聞いてみたいです。
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