「AFRIKA ROSE」を読みました① 生き方が参考になる著者
今日は令和5年2月17日。
この本を読みました。
「AFRIKA ROSE 幸せになる奇蹟のバラ」
(萩生田愛著/ポプラ社)
教材研究をしていると、新しいことを知ります。
ケニアではバラの生産が盛んです。
知ってましたか?
ケニアのバラは世界各国に輸出されています。
日本にも輸入されています。
著者は、ケニアのバラに魅せられて、
ケニアのバラを輸入して販売する店を作った人です。
ケニアの首都のナイロビで花屋を訪れた著者。
穴のあいたパラソルの下、煤汚れたバケツにカーネーション、アル
ストロメリア、百合、カラーなどが並んでいました。くりくりした
可愛い目の細身の男性が笑顔で手招きしています。誘われるままゆ
っくり眺めていると、見たこともない鮮やかな花がありました。赤
とオレンジのグラデーションが美しくてーーーー。
「これは、なんの花ですか?」
すると彼は驚いたように、手を広げました。
「バラだよ。日本にはバラはないの?」
バラといえば「赤」や「黄色」などの単色を思い浮かべますが、そ
のバラは花びらにオレンジと赤のふたつの絵の具を置いて水を垂ら
したような繊細な模様、マリクレールという名のアフリカのバラだ
ったのです。
「ケニアは世界的に有名なバラの産地なんだよ」
クリアと名乗るキラキラした表情で、誇らしそうに笑います。澄み
きった空気、躍るような強い日差し、乾いた風。その時のことを、
いまも鮮明に憶えています。呼吸が「呼」から「吸」に変わり、過
去が退き新しい潮がみちていくような時間。ケニアのバラを中心に
私の世界が輝きはじめた瞬間でした。
(6~7p)
それは新卒で入社した大手製薬会社を7年で退職し、ケニアで働い
ていた時のことでした。開発途上国で自分がどのような貢献ができ
るのかを知るために訪れたケニアで、私はバラと出会い、アフリカ
と日本をつなぐ仕事をしたいと思い立ったのです。
翌年、日本に帰国した私は、現地からバラを輸入し、売り始めまし
た。起業の経験も、花屋の経験も、もちろん輸入の経験もありませ
ん。両親はサラリーマンと専業主婦のごく一般的な家庭に育った私
が、異国の地アフリカのケニアからバラを輸入し花屋を営むことに
なるなんて想像もしていませんでした。
(7p)
チャンスは前向きな生き方をしていた萩生田さんのところに
下りてきたのだと思います。
ここにも一つのドラマがあるんだと思いました。
生き方が生徒たちの参考になると思う人です。
最新の動画を見つけました。
最新の荻生田さんを見ることができます。
YouTube: 【月間売上1万本】ケニアの薔薇"AFRIKA ROSE"代表取締役 萩生田愛の教え【ミライラジオ#4】※2022年10月22日放送分
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