「伝説の謎」④ ゴディバ夫人/夏休み1本目
今日は令和4年7月20日。
今日から夏休み。
毎年思うけど、たくさん充電したいです。
充電できた証が、このブログの投稿数。
めざせ100本。今回が8210本目。
前記事に引き続き、
「伝説の謎 事実かそれとも空想か」
(ナショナルジオグラフィック別冊)
より。
ゴディバ夫人について調べていたら、
チョコレート会社「GODIVA」に行きつきました。
この会社のマークは、まさにゴディバ夫人の伝説に
もとづくものでした。
それでは引用していきます。
11世紀、イングランドのコベントリーの市民は重税に苦しんでい
たと物語は伝えている。そこでこの地を治める貴族レオフリックに
人々は救済を求めるが拒否された。それを見かねたレオフリックの
妻ゴディバは市民の訴えに同調する。憤慨したレオフリックは妻を
困らせようと、もし裸で馬に乗ってコベントリーの街じゅうを回っ
たら、税金を下げてやると持ちかけた。
ならばと、ゴディバ夫人は長い髪だけを身にまとって馬に乗り、コ
ベントリーの街じゅうを回った。その間、節度ある市民は皆、窓を
閉め切って家から出なかった。ただ1人、破廉恥なトムだけが覗き、
罰として目が見えなくなるまで叩かれた。これに懲りたレオフリッ
クは約束どおりに税を引き下げ、ゴディバはコベントリーの英雄に
なった。
レオフリックとゴディバは実在の人物である。(中略)
だがゴディバ夫人が裸で馬に乗った話はフィクションだろう。この
話が現れるのは2人の死から2世紀後のことで、「ピーピング・ト
ム(覗きのトム)」の逸話は17世紀の作り話だ。このゴディバ夫
人の話は救済の心、裸、覗き趣味が融合したことで長い人気を保っ
ている。
(54p)
この本には次の絵が掲載されていました。
ラファエロ前派の画家ジョン・コリアが描いたゴディア夫人の騎乗
ちょっとチョコレートが気になりました。
でも値段が高い。
アイスが6個で3456円(税込み)
手が出ません。
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