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2021年4月 1日 (木)

沢村忠さんの訃報/小さな親切リレーのおかげ

   

今日は令和3年4月1日。

   

「キックの鬼」の沢村忠さんが亡くなったというニュースを

見ました。

アニメ「キックの鬼」をしっかり見ていました。

テーマソングは今でも歌えます。


YouTube: キックの鬼_op

「真空飛びひざ蹴り」を真似しました。

大切な思い出の人。

ここに書きとめたかったです。

 

昔からなじみのある人たちが亡くなっていく先には、

自分の死も巡ってくるんだろうなと思います。

確実に自分も歳を重ね、

ついに今日から「退職の年」が始まりました。

   

  

今日(4月1日)朝日新聞朝刊の「天声人語」を引用します。

   

和歌山市役所に勤める山﨑浩敬(ひろたか)さん(59)は毎朝7

時台、同じ時刻のバスを待つ。目の見えない山崎さんにとって乗り

降りは大変だが、そのバスなら小学生が乗り合わせ、手助けしてく

れるからだ▼「バスが来ましたよ」。紀ノ川の河口に近い狐島(き

つねじま)宮前バス停で、初めてそんな声をかけられたのは十数年

前。白い杖を持つ自分に女の子が教えてくれた。腰のあたりを指で

チョンとつつき、ドアまで導いてくれる。「座らせてあげて下さい」

と席の確保まで。胸が温かくなった▼進行性の目の難病「網膜色素

変性症」と診断され、視力は落ち視野も狭まる。バイク通勤だった

が、自転車にも乗れなくなり、最後にバス通勤に切り替えた。その

子が卒業すると、妹や後輩が誘導役を継いでくれた▼和歌山大付属

小学校に通う女の子たち4人である。感謝の念を昨秋、作文につづ

った。全国信用組合中央協会のコンクールで大賞に選ばれたのがき

っかけとなり、山﨑さんはこの1月、小学校を訪問。初めて4人と

一堂に会することができた▼受賞作を読んでみる。「小さな親切の

リレーで、退職まで何とか頑張れそうです」とお礼の言葉が続く。

取材を終え、バス停に立つ。車の量が多く、風も強い。山﨑さんに

とって小さな手がどれほど心強かったことか▼きょうから新年度。

初めての駅や初めてのバス停に立つ方もおられよう。コロナのせい

で人と人が隔たり、言葉をかけにくい状況は続くけれど、だれもが

孤立しない一年間であってほしい。

  

  

山﨑さんにとっての手助けは、とてもわかりやすい。

私もきっと周囲の手助けによって、

退職まであと1年のところまで来たのでしょう。

ちゃんとお世話になっていることを自覚し、

そして自分ができることは、お礼を言うことと、

人のために頑張ることでしょうね。

心がけよう。

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