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2018年3月11日 (日)

20180304報告その3 欠点をなくせば、長所もなくなる!

 

今日は3月11日。

  

3月4日のキミヤーズ塾で教えてもらったことを

ここに書き留めます。

 

バーレスク(風刺劇)の後は、村上先生の講義でした。

 

〇「なぜわざわざ隣の部屋に行って「旗」を見てきて書くの?」

 という質問に対して村上先生の回答。

 「近くに漢字があったら”写す”だけ。隣の部屋にあったら”覚え”

 ないといけない」

 ※手本が身近にあるのは、”写す”なんだよなあ。

  

定型に近づけることが、支援教育か?

 ・「うん」と言っていた子どもを

  「ハイ」としか言えない子どもにするって?

 ※この視点は新鮮。「イスの整頓とハイの返事」が

  できることをめざしてきた私としては、

  すぐには納得できないけど、村上先生の言われることも

  理解できてしまう。揺れるところ。

 ・腕組みをして、先輩の言うことを聴いてたらいけなって?

 ※社会に出た時に通用するようにという視点を持ってしまいます。

 ・欠点も長所も一体のもので、欠点をなくせば、長所もなくなる!

 ・・・単純ではない。

 ※大文字にしてしまほどの文章。

  今回の記事のタイトルにしてしまうほどの文章。

 ・正しことを威圧的に強制するor

    嘘ついて騙して窮地に追い込んで、揺さぶりをかける

  ・・・どのやり方がお好みですか? 

 ※「8つ目の県があるぞ」と言って嘘をつくのが村上先生のやり方。

  

〇(子どもを)縛り付けるための大義

 ・正しいということ

 ・役に立つということ

 ・基礎・基本ということ

 ・重要な知識・技能

 ・常識・良識・分別

 「あなたのためです」というセリフを先生は言う。

 ※最近も言ってしまったぞ。

  

〇極意

 ・子どもの自主性・自発性を徹底的に引き出す。

  (ある意味、罠にかける)

 ・子どもたちのモチベーションを重視する。

 ・具体的に教具を考える(リアリティ)。

 ・ガチな指示語はダメ(命令口調は✖)。

 ・子どもに対する興味を持ち続ける。

 ・子どももワクワク、教師もワクワク。

  「先生も幸せになるべき」

  「子どもと接する幸せを感じなければ、幸せではない」

 ・自由な創造性がカギに(アート)。

 「大多数の定型に合わせるのが指導になってしまっている」

 「非定型と定型が両立するのが、これからの文化」 

 ※「大多数の定型に合わせる指導」になっていたよな。それだけに。

 ※「非定型と定型が両立」・・・どのような状態なのか考えたいですね。  

  

〇塾の資料の入っていた封筒に、次のようなメモが書いてありました。

 「自閉の子への指導は質が違う。通常への指導では通用しない」

 赤木先生の言葉?村上先生の言葉?

 誰から出た言葉か不明。

 でも大事な言葉。通常と同じようにやっていてはいけない。

 一工夫がいる。子どもを見なくてはならない。

 

〇この言葉は赤木先生が言った言葉。

 「キミヤーズ塾に参加すると、自分の中にあったアイデアが出てくる」

 「キミヤーズ塾に参加すると、子ども理解が進む」

 次はこんな教具を作ってみよう、こんな授業をやってみよう、

 あの子はこう考えていたのか、こんなことに悩んでいたのか、

 そんなことに気がつきます。賛成です。

  

10時から始まったキミヤーズ塾は、12時16分で午前の部は終了。

昼休みになりました。

私は残念ながらここまでの参加。

9月はもっと余裕で1日いることができるようにしたい。

  

つづく

コメント

 キミヤーズ熟に,ご参加ありがとうございます。
 人が人を大切に思う。私は身近な子どもたちを好きだから,大切に思う。とても魅力的で,いろんなことを発信してくれて,その一つ一つが面白くて仕方ない。そういうことが教育の原点として考え,紡いでいきたいと思います。
 学校現場では,一人一人の熱心な先生の創意工夫が切り捨てられる傾向にあります。まことに忌忌しきことです。そこに人が人を大切に思うことが表現されているのに。
 アクティブラーニングなどといって,教育の方法まで縛りをかけられて,創意工夫は今までになく排除されていますね。現場の先生が真剣に考えていかないと,教育は死んでしまうかもしれないほど危機に瀕しているようにも思えます。このブログが大勢の教育関係者に読まれることを切に望みます。

教師の創意工夫をすることが、
教師という職業のやりがいだと思います。
横浜で2月に行われる、
自作教材を持ち寄る研修会の魅力は、
それぞれの先生の創意工夫に触れることができる、
あるいは、自分の創意工夫が認められる会だからです。
 
いろいろなことに関心をもち、必要があれば調べ、
さらに必要があれば出向いていく。
そしてそれを書き留める。
そんなのが目指す子ども像。
それを自分自身で実践して、いかに楽しいことかを
味わっているのがこのブログだと思っています。
  
コメントの最後の励ましの言葉をありがとうございます。
多くの人に読んでもらって、交流したいです。
今晩も頑張ってブログを更新したいです。

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