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2016年8月20日 (土)

東京での研修あれこれ14.ICTは福神漬け

  

今日は8月20日。

  

  

8月9日・10日は発達協会主催の

「2016実戦セミナー M ICTを用いた指導・支援」の報告です。

  

18日に引き続き、4番目の講義である

【パソコンやタブレット端末が苦手な先生のためのICT機器活用入門

/小川修史(兵庫教育大学大学院学校教育研究科】より

  

〇「ネガティブストレス」

 ・ネガティブストレス

  読み書きが「できない」見通し  

  学習が遅れることに対する不安や劣等感

  努力に対する見返りの少なさ

 ・ではストレスがない方がいいかと言うと、そうではない。

  やる気につながる「ポジティブストレス」もある。これは必要。

  

〇男性が喜ぶ魔法の言葉

  何でもほめるのでは、子どもはしらけてしまう。

  とにかくほめるのが通用するのは3歳まで。

  その後は上から目線での褒めは、通用しなくなってくる。

  ※この視点は新しい!

  ※でもこれは難しい。その子の過去と比較して良くなったことを、

    心底「いいぞ」と思ってほめればいいのかな。

    見落とされがちな写真の威力。

  

  

〇女性が喜ぶ魔法の言葉

 ・必要なのはアドバイスではなく、できたことへの共感。

  女性は男性にいっさいアドバイスを求めていない。(笑)

 ・魔法の言葉のまとめ・・・「認める」と「共感」 

  ※この2点は重要です。

  

〇ICT入門 とりあえず、カメラを使えばよい。

 ・見通し支援 ・記憶支援 ・カコとの比較 

 ・カメラ機能を利用するだけで、立派なICT活用といえます。

 ・写真を見せることで、周りから注目され、ほめられたりもする。

  反応も得られる。コミュニケーションがとれる。

  

〇ICTはカレーの福神漬けみたいなものである。

 ・福神漬け:食べたいと思う気持ちを増幅させてくれる存在。

 ・ICT:やりたい気持ちを増幅させてくれる存在 

     ただし、アナログでも良い。

 ・決して、福神漬け(ICT)が主人公になってはいけない。

 

〇小川先生の著書

 ・「発達障害のある子どもたちのためのICT活用ハンドブック

  ~特別支援学級編~」

 

 ・これはWeb上で読めました。

  絵が多くて読みやすいけど、大事なこともたくさん。

  文部科学省HR 教育の情報化

  でもこれって、学校で見たことあったけなあ。

  きっと学校にあるぞ。今まで見ていなかった。

  この講義を聴いて、見る気になったのなら、

  講義に出た意味がここにもあった。

 

〇小川先生は「講演は随時受け付けております」と

  資料に書いておられました。

  地元に来てもらって、地元の小中学校の特別支援教育担任の

  先生たちと話を聞きたいと思いました。

 

〇小川先生のブログ 講義で紹介してくれました。

 ※「もしも・・・の研究所」 

 まだしっかり見ていないけど、ここに入口(リンク)を設けました。

以上で小川先生の講義のまとめは終了。

最後に香川大学の坂井聡先生のまとめをします。

今日中に終えたい。もう講義を聴いてから10日が経ってしまう。

 

   

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