「サワコの朝」・・・中野信子さんのお話その1
今日は2月14日。
先日も中野信子さんのことを書きました。
中野さんがどんなことを言うかは、
今の注目していることを一つです。
1月23日放映の「サワコの朝」のゲストは中野信子さんでした。
もちろん録画したものを見たのではなく、
リアルタイムに見ました。
その番組からの聞き書きです。
阿川佐和子さんとの会話です。
対談の最初は中野信子さんのIQの話。
中野さんはIQが148だそうです。
中野:日本人の平均がだいたい106から110の間と言われているんですね。
東大生の平均が120くらい、と言われます。
そして中野信子さんは東大生出身者です。
東大に入った理由については後で語っています。
阿川:脳科学ってものは、いつ頃生まれたのですか?
中野:(生きている)脳そのものを見るっていうことは、
昔は見れませんでした。
どうしていたかと言うと、亡くなった方の脳を調べなくてはならない。
脳は非常に分解するのが早くて・・
阿川:壊れちゃうということですか。
中野:そうです。やわらかいんですねとても。
阿川:脳は筋肉でできているんですか?
中野:ええとですね、脂肪なんです。
阿川:え、筋肉じゃない?
中野:違います。
阿川:「お前、頭、筋肉でできているんだろ」って体育会系の人が言われるけど・・
中野:筋肉ではないです。脂肪なんです。
ほとんど脂肪と水とちょっとのたんぱく質ですね。
阿川:ブヨンブヨン?
中野:ブヨンブヨンです。
脳が脂肪でできていて、ブヨンブヨンであること。
これだけでも面白い話です。
それでは生きている脳がどのような刺激でどのように動いているかが
どうにかわかるようになってきたのは、2000年ころからだそうです。
つまり15年あまりの新しい研究なのです。
教育と脳との関係も言われるようになったのは最近だもんな。
人間は生きている限り脳内で神経細胞が生まれ続けるそうです。
新しく生まれた神経細胞は、
今までできている神経回路に組み込まれないと、
死滅してしまうそうです。
使わないとダメだということです。
じゃあどうしたら神経細胞を死滅させないか?
中野:これはとても簡単なことで、
人と一緒に笑ったり、人と一緒に感動したり、
自分で意志決定するとか、そういうことを(するといいです)。
「人と一緒に」を2回言われました。
つまり「共感」することはとても脳にはいいようです。
話は男性が選ぶ女性の話になりました。
中野:男性が女性を見て魅力的だと思う女性についてですが、
女性の写真を(すらっと)殿方に見せてですね、
どの割合のくびれの人が一番いいかってやると、
ウエストとヒップの差が、1:0.6とか1:0.7の間の女性を
いいと思うんですね。
阿川:ゴールデン比率というのですね。
中野:そうです
残酷な実験なんですけど、その間(ゴールデン比率)に入る
お母さんから生まれた子どもたちと、
その割合ではないお母さんたちから生まれた知能指数を比較する
実験があってですね・・・
(知能指数が前者のお母さんから生まれた子どもが高い)
阿川:(男性は)本能的に子どもが優秀な子どもであってほしいと
判断することなんだ。
中野:そうそう、男の人はスケベ心で選んでいると思いきや、
実は自分の遺伝子を賢く生んでくれる女を探しているということになるんです。
「スケベ心で選んでいると思いきや」をいう言い方がいいですね。
スケベ心が生じるのは本能のせいだったわけです。
今度は逆に女性が選ぶ女性についての話。う~ん、次の投稿で。
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