「タブレット端末で実現する協働的な学び」(フォーラム・A)からの引用2
今日は2月1日。
前投稿の続き。
「タブレット端末で実現する協働的な学び」(フォーラム・A)から引用します。
パターンB:全校児童生徒1人1台
いわゆる国の事業であるフューチャースクール・学びのイノベーションパターン。
ずっと自分のものとして1年間使える。
実証校では数々の成果と課題があがってきている。
ただ、このパターンBがすぐにたくさんの自治体で実現できるとは思えない。
パターンC:個人所有
パターンBをとびこえて、このパターンCが進むのではないかと推測する。
ただし、公平性の問題や機種の統一がはかれるかということ、
また授業で使えるための授業支援システムなど
ICT環境整備などの問題も山積だ。
パターンA、B、Cと分類したのにはわけがある。
タブレット端末の位置づけがまったく違うのだ。
Aは学校での共有物であり、Cは文具だ。
Bは1人1台常時活用しているということで文具的だが、
あくまでも個人で所有しているものではない。
いずれにしても、共有物と文具は、それぞれ導入の考え方が
まったく違ってくることが予想される。
まだ先のことだと思われているかもしれないが、今から検討していく必要がある。
現実的に、どのパターンならできるのか、課題をどうクリアしていくのか、
その検討とともに活用イメージを明確にすることも重要だ。
(17p)
個人所有に進むのではという視点は、ハットさせられました。
そのですよね、その可能性はあります。
塾がそうです。高校ですでにやっている学校があります。
佐賀県もそうですよね。
いずれはタブレットを文具として扱う時代が来るかもしれませんが、
まだまだ教師がタブレットに慣れていません。
引用文中に出てくる「授業支援システム」がどれほど認知されているか?
「タブレット端末」があって「大型テレビ」があれば授業ができるとはいかない。
セミナーでも説明をされましたが、「授業支援システム」がなければ、
タブレットは授業で効果的に使えないそうです。
私が認知したのはごく最近。
まだまだです。
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