蒲郡市「生命の海科学館」確かに泳いでいたアノマロカリス
今日は5月6日。
前投稿のつづき。
下見の時に案内してくれた学芸員さんが、
アノマロカリスは番組「カンブリア宮殿」で、壁で泳いでいますよと教えてくれました。
関心がなく気がついていませんでした。
最近録画してあった3月13日放映のものを見てみました。
泳いでいました。
この時のゲストはキューピー社長の三宅峰三郎氏。
いい内容の番組だったので、またこのブログでまとめたいと思っています。
(やりたいことがたくさん!時間がほしいなあ)
さて、アノマロカリスやオパビニアのようなカンブリア紀の化石が
たくさん発見された代表的な場所は、カナダのバージェス山付近の地層です。
なので、これらの化石から知られた動物は、バージェス動物群と呼ばれています。
「生命の海科学館」で買ったパンフレットの写真です。
ここに関するニコニコ大百科の説明がまたいい。
読むと勉強になりますが、一部引用します。
なぜ保存のよい化石が残るのか?
前述のように、バージェス頁岩では軟体部を含む保存状態のよい化石がとれる。
ではなぜ保存状態のよい化石が残っているのだろう?
ふつうの環境では生物の死骸があっても、その死骸は死肉を食べる動物に荒らされ、
やがて微生物により分解してしまう。(わかりやすく言うと腐る)
すると、魚の骨や貝の殻などの分解の遅い部分をのぞいて死骸はなくなってしまう。
恐竜の骨の化石はあっても恐竜の軟体部(肉や内臓)の化石がないのはこのためである。
ところが、この場所は海底が崖のような形になっていて、
洪水などで流されてきた泥が浅海から
一気に流れ込んで堆積しているという特殊な環境である。
ここでさっきの「頁岩のできるような泥が堆積する環境では生物が腐りにくい」
という性質を思い出してほしい。
そう、この泥の中では生物の軟体部は分解されないのである。
したがって、バージェス頁岩では普通は残らない軟体部を含んだ
保存状態のよい化石が残っているのである。
頁岩(けつがん)は、非常に小さな粒子が集まっている泥が水平に積もったもの。
空気が入りにくいので、その中に取り込まれた生き物は、腐りにくいわけです。
なるほどです。
ニコニコ大百科には関連商品のコーナーがあって、ここに興味をそそる本が並んでいました。
もう1冊「眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く」と言う本がありました。
これも面白そう。
教材研究したい。
でも今日のカンブリア紀の教材研究はここまで。
今晩は学級経営案を作る宿題があり。
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