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2013年8月26日 (月)

夏の研修12 HPで実践を広める

 

今日は8月26日。

  

今回は8月19日の研修報告です。

  

第1回授業のユニバーサルデザイン研究アカデミー

~教科教育と特別支援教育にかかわる専門性を高める~

場所:筑波大学附属小学校

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◇講義Ⅰ① 「学校UD化をどのように進めるか~教師の意欲とスキルの向上~」

◇講義Ⅰ② 「授業のUD化をどのように進めるか~校内研究・補充指導のシステム~」

  講師:京極澄子(東京都日野市立日野第三小学校 校長)

  

〇すでにUDを実践している

 ・優れた学級経営の実践にはUDの視点がある。

 ・優れた授業の実践にはUDの視点がある。

 ・つまづいている子のための工夫はUD。

        ↓

 ・校内のUDを見つけ、認め、発信する。

 ・HPで教師の実践を発信。H23年度。今でも見ることが可能。

 ※HPをこうやって利用するのはいいなあ。年度がすんでも見られるのも魅力である。

 ・校内で「私の実践する特別支援教育」発表会・・夏休みに実施。

  

〇年に1つ、共通ルールを設けて子どもたちが守れるようにする。例:時間を守る

 

〇コーディネーターは4人いる(低中高学年養教)1人じゃ無理

〇ひのスタンダード  8つの項目  チェックリストで自己点検している

 ・場の構造化・・・学習用具の整頓 使いやすく

 ・刺激量の調整

 ・ルールの明確化・・・発言の仕方 話の聞き方

 ・相互理解の工夫・・・最大のモデルは教師 教師の態度を子どもたちは見ている

 ・時間の構造化・・・見通しを持たせる

 ・情報伝達の工夫・・・視覚化 学んだことを掲示(忘れやすい子にはいい)

 ・参加の促進・・・パソコンで作文 スピーチで物を持たせて話す

 ・内容の構造化・・・ひと目でわかる指導案

  

〇授業のUD化

 ・教科研究に特別支援教育の視点を

 ・講師で決まる・・・日野市では桂聖先生を呼ぶ

 ・「あんな授業を自分もしたい!」で火がつく

 ・指導案検討は模擬授業で  ※やらんといかんなあと思っていること

  

〇教師が変わらないと子どもは変わらない

  

〇教科指導にUDの視点を入れることですべての子どもたちがわかる授業になる

 ・先生たちの校内研究への意欲が「やらなくっちゃ」から「やりたい」に

   ↓

  そんな研究構想を考える

〇指導の工夫の視点を決める

 ・焦点化(シンプル)・・・課題の焦点化 シンプルにして1時間でやることをわかりやすくする。

               活動の焦点化 教師がわざと落としたセンテンスカードの並び替え

 ・視覚化・・・言葉・文・文章・論理・児童の考え

        何のために見せるのか どんな力をつけたいのか 考える

        先生の発問の「見える化」を心がける

        児童の考えの「見せる化」も・・・

              資料を使って説明。言葉のみが飛びかう教室ではだめ

        論理の「見える化」・・・文章構成を色分けする

 ・共有化・・・課題・ペア学習・全体での話し合い・モデル・ヒント

        ヒント・・・頭がよく答えをすぐに言ってしまう子 他の子にヒントを言う係にする

        みんなが「話したい!」という気持ち→それを近くの人に話す 

         それがペア学習の目的   意見が出ないからペア学習ではない

〇通級指導学級  授業で活躍させるための予習的指導  ※こういう発想もあるんだ  

  

  

HPで先生たちの実践を報告するというのが興味アリ。

日野市立日野第三小学校    

  

   

〇昔の特別支援教育 「個別配慮」だけでどうにかしようとした

               人を増やして厚く見ようという考え方 だから介助員のぶん取り合戦

               今は「指導方法」「学級経営」「学級環境」「学校環境」等の整備が行われている

  

〇指導案の中に「つまづき」の項目がある。予想されるつまづきと、支援の明記。  

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