花粉症は英語で「ヘイ・フィーバー」
今日は10月22日。
「花粉症」のことを英語で「ヘイ・フィーバー(hay fever)」と言うことは、知っていました。
10年ほど前に、オーストラリアでホームステイをした時のこと。
10月くらいだったか?とにかく日本は秋でした。
なのに、オーストラリアで花粉症の症状が出て苦しみました。
それは「ヘイ・フィーバー」だと教えてもらいました。
なぜ?
私は春にしか症状が出ないのになあと思っていて、思い当りました。
オーストラリアは南半球。つまり季節が逆転します。
日本が秋と言うことは、オーストラリアは春と言うことです。
だから「ヘイ・フィーバー」になったんだと納得して、その気づきがうれしかった覚えがあります。
以前にも紹介した本「花のふしぎ100」(田中修著 ソフトバンククリエイティブ)に、
「ヘイ・フィーバー」の語源が書いてありました。
長いけど引用します。
世界で最初の花粉症の症状は、1819年、イギリスで報告されました。
農民が、牧草を刈り取って少し乾かした後、その乾(ほ)し草(枯れ草)に触れると、
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみの症状が現れ、
発熱をともなうことがあったのです。
そのため、乾し草、あるいは枯れ草を意味する「ヘイ(hay)」と、
熱を意味する「フィーバー(fever)」から、
この症状は「ヘイ・フィーバー」と名づけられました。
日本語にすると「乾草熱」あるいは「枯草熱」です。 (26p)
その後、原因が花粉であるとわかりましたが、名前は残ったわけです。
こうやって引用していて思い出しました。
この夏に、「hay」については、ブログで書いたよって。つながった!
※気になった英語その7・・・Grass(牧草)・Hay(干し草)(2012年7月投稿)
次の投稿では、秋の花粉症について書きたい。
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