日めくりより・・・草叢/隴を得て/釜中に遊ぶ
今日は10月27日。
平成24年も押し迫ってきました。もう11月になろうとしています。
今年の日めくりもだいぶ薄くなってきました。
久々、「日めくりより」シリーズ。
「月に叢雲、花に風」
叢雲(むらくも)は耳慣れない熟語。
意味は「むらがり立つ雲」
「草叢」あるいは「叢」1字で「くさむら」と読みます。
あの有名な?「くさむら」は、「叢」という漢字を使います。
「好事、魔多し(こうじ ま おおし)」は聞いたことあり。
こういう意味だったのですね。
「亀の年に鶴が羨む」
欲望は限りないという意味。
なるほどね。
「隴を得て、蜀を望む」も気になることわざ。
後漢の光武帝・劉秀が、隴を得ても満足することなく蜀の地を得ることも望んだ故事から
できたことわざだそうです。
「魚の釜中に遊ぶが若し」
「釜」を「ふ」と読むんだ。
確かに「父」が含まれるので、音読みでは「フ」なんのでしょう。
そういえば韓国の都市名「釜山」は「プサン」と読んでいました。
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