42.195㎞の理由
今日は2月2日。
先日、大坂国際女子マラソンがありました。
福士加代子選手が注目されましたが、途中から後退。9位でした。
優勝は重友梨佐選手。
観戦中に、娘から「何で42.195kmなの?」と尋ねられ、
昔、マラトンからアテネまで勝利を伝えるために兵士が走って息絶えた故事から、
マラトンーアテネの距離42.195㎞が「マラソン(←マラトン)」の距離になったと言いました。
しかし、その直後に見た子どもの自主勉を見て、
それが間違いであることがわかりました。
42.195㎞の理由は次のようです。
あらためて調べなおして、次のサイトから引用しました。
マラソンの起源は、アテナイ軍とペルシャ軍が戦ったマラトンの戦いでの
アテナイ軍の勝利を伝えるため、戦場から完全武装のままアテナイまで走り、
城門の前で絶命したエウクレスという兵士である。
この故事を元に、第一回のアテネオリンピックでは、
マラトン-アテネ競技場間で初のマラソン競技が行われた。
だが、この時行われたマラソンの距離はまだ42.195kmではない。
マラソンが42.195kmという距離で初めて行われたのは、
第四回のロンドンオリンピックである。
当初、マラソンは国王の住むウィンザー城からシェファードブッシュ競技場までの
26マイル(約40km)で競われる予定だったが、時の王妃アレクサンドラが、
「スタートを城の窓から見たいのでスタート地点は城の庭で、
ゴールの瞬間は競技場のボックス席で見たいので、
ゴール地点は競技場のボックス席の前にして」と
わがままを言った為、42.195kmという半端な数字になったとか。
そして、第八回のパリオリンピック以降、42.195kmが採用され現在に至る。
ちなみに、実際のマラソンコースは42.195kmよりちょっとだけ長い。
コースの距離が42.195kmより短いと参考記録となってしまうので、
ちょっとだけ長くして、42.195kmより短くなるのを避けるためである。
なお、42.195kmより短くても許される誤差は42.195mである。
面白い。誤差がいい。
42.195kmもあると、42mぐらいの誤差はいいんだ。
でも走っている人にとってはきついと思うけどなあ。
マラトンーアテネの距離だから、こんな中途半端だと思い込んでいました。
覆してもらえました。感謝。
さらに調べていたら、マラソンの面白い話にぶつかりました。
次の投稿で。
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