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2012年1月21日

2012年1月21日 (土)

本の引用「気にしない技術」2・・・小さな書店で選んだ本

   

今日は1月21日。

本「気にしない技術」(香山リカ著/PHP新書)より。

   

この文章も印象に残りました。

   

じつは私は、書店、とくに大型の書店に行くのがあまり好きではありません。

なぜかというと、「世の中にはこんなに本があるのか。

ああ、これも知らないことだし、この本もまだ読んでいない・・・」と自分の知識のなさ、

学ぶべきことの多さに、ぐったりと脱力感を覚えるからです。(中略)

でもそんな私にも、好きな”書店”があります。

それは地方の空港や駅の売店の隅などの本コーナーです。

並んでいるのはせいぜい50冊、100冊くらいでしょう。

それくらいの本なら、圧迫を感じずに眺め、気軽に読みたいものをチョイスできます。

そう言うと、「えー、50冊しかなければ、そのなかに読みたい本がないかもしれないじゃない」

との声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。

「どうしてもこのなかから選ばなければならないんだ」と自分に言い聞かせ、

さして興味のない剣豪小説などを求めて飛行機の中で読みだすと、

感涙、爆笑、熟考でたいへんなことに・・・・という経験もよくあるのです。

つまりは、期待せずに手に取った本のなかに名著あり、ということです。(80-81p)

    

この発想に賛成。

全てのことを知ろうとか体験しようというのは無理です。

それを目指すと疲れちゃいます。

大事なのは「縁」です。今はこの考え方。

たくさんのなかから選ぶのではなく、偶然の出会い「縁」を大切したいです。

目に入ってきたことにこだわって深く知ろうとしています。

このやり方、大好きです。このブログがまさにそれです。

 

本の引用「気にしない技術」・・・「失敗した自分」を客観視するクセ

  

今日は1月21日。

本「気にしない技術」(香山リカ著/PHP新書)より。

ISBN978-4-569-79807-3
   

私のこの情けない一例でもわかるように、

「気になってどうしようもない」ケースのほとんどは、

じつのところ「気にする必要がない」か「気にしても意味がない」ことで、

むしろ「気にすることで、さらなる事態の悪化を招く」のです。

そうなると、悩み多き私たちの人生をうまく生き抜くために必要なのは、

「気にする原因がなくなるように、一つひとつ問題を解決していくこと」ではなくて、

「最初から気にしないようにすること」なのではないでしょうか・・・・。(8-9p)

「テレビで話題の〇〇を早く手に入れなければ」とか、

「☐☐をマスターしなければ職場で取り残されるかも」とか、

あるいは「あんなこと言っちゃって、どうしよう」とか、

自分をとりまくさまざまな情報や出来事について、

必要以上にあれこれと気にしすぎて、

心のエネルギーを消耗してしまうのだけは避けなければならないと思うのです。

困難な時代だからこそ、それを乗り切るために、気にしない。気にしすぎない。(10p)

       

この本の内容は、この考えからスタートしています。

そうだそうだと思いたい。

どっぷり気にするタイプなので、この本に期待したいと思って読みました。

   

責任感が強ければいいわけじゃない。

マイナスの感情のループにはまってはいけない。(49p)

※ループ=ここではらせん状の輪のことを言っていると思います。

私の診察室にも、「仕事の失敗がきっかけでうつ病になった」という人がたくさんいらっしゃいますが、

その”失敗”のレベルはほんとうにさまざま。

「コピーがズレて用紙を10枚ムダにちゃって」という人から、

「投資判断を誤って数千万円の損を出した」といった人もいます。

つまり、失敗の大きさと、それが招く個人的なダメージには、

はっきりとした相関関係はないのです。

では、どうしてこの人たちはみな、同じようにうつ病になってしまうのかといえば、

それは、「ああ、しまった、失敗しちゃった。自分ってダメだなあ、ミスばかりだ・・・」と、

どんどんマイナス感情のループにはまってしまうからです。

いったんそうなると、入り口が「コピー10枚の失敗」でも

「損害額5000万円」でも、出口は同じということになってしまう。

だから、まずはマイナス感情のループの入口に近寄らないようにすることが大切なのです。(52-53p)

   

賛成します。私はこのマイナス感情のループにはまりやすかったです。

大きな病気になって、それ以後「さあ、どうやって切り抜けるか」「まあどうにかなるか」と

考えられるようになってきました。

香山リカさんはこう書いています。

    

「失敗した自分」を客観視するクセ(53p)

「結果は結果として事実をクールに受け止め、そこから感情を切り離す」(53p)

失敗がわかった際に、「マズイ」とか「困った」といったマイナスの感情が勝手に動き出さないよう、

脳にストップをかけることが大切なのです。

具体的にどうしたらいいかというと、

「もう一人の自分が、ちょっと高いところから今の自分を見下ろしている」様子をイメージするといいでしょう。

そうして失敗した自分の姿を客観視することで、

一時的に感情をフリーズできます。

そうすれば、おのずとやるべきことも見えてくるはずです。(53-54p)

ここで気をつけなければならないのは、感情を切り離すあまり、

調子に乗って失敗の原因をほかになすりつけてしまうこと。(54p)

    

「さあ、どうやって切り抜けるか」と考えるのは、少しは客観視できた時のセリフだと思います。

「さあ、どうやって切り抜けるか」「きっとどうにかなる」のセットでものごとを考えられる時は、

大丈夫だ。

(つづく)   

     

   

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