「 信州人の一つ残し」
今日は1月13日。
授業の合間に職員室に行くと、ちょっと水屋へ。
そこにある小さな入れ物にお菓子が入っているので、
ちょっとつまんでいただきます。
せんべいが入れ物の中に一つだけ残っていることがあります。
そんな時に思い出すのが、
「信州人の一つ残し」という言葉。
信州人は、最後に一つ残ると、みんな遠慮して誰も食べないとのこと。
一つ残ったのを争わず、人にゆずるという奥ゆかしい信州人を表す言葉だそうです。
4人で4つのお菓子があっても、一つ残るとも聞いたことがあります。
私は両親が長野県出身だったので、きっと親から聞いた言葉だと思います。
私は、愛知県生まれなので、
家庭で一つ残った場合は、親が遠慮して、息子の私がいただいていた(かな?)。
思い出したついでに調べてみました。
同じような言葉は他にもありました。
意味も同じです。
「関東平野の一つ残し」
「関東の一つ残し」
「肥後のいっちょ残し」(熊本県)
「佐賀んもんのいっちょ残し」(佐賀県)
似ているけど、意味が違うのが、
「越中の一つ残し」(富山県)
「一つ」と言うのは、「一財産(家や土地など)」を残すということ。
越中の蓄財率の高さを表した言葉だそうです。
「信州人の一つ残し」
現役の長野県民さん、この言葉、今も生きていますか?
年賀状をいただいてから、毎日ブログにおじゃましてます。
中学生だった頃、毎日配ってもらっていた道草を思い出して、とっても懐かしい気分です。特に、今日の「信州人の一つ残し」のお話でそう感じました。
産休中に、いっぱいここで勉強させてもらいまーす♪
投稿: あらこず | 2011年1月14日 (金) 10:43
あらこずさん、御無沙汰です。
ブログを見ていてくれてありがとう。
書く励みになります。
今も相変わらず、本業の「道草」は発行中。
今日が153日目の153号。
やっていることは変わらず。
このブログが勉強になるかどうかわからないけど、
また読んでみてください。コメントもよろしく。
そうそう育児、頑張ってね。
投稿: いっぱい道草 | 2011年1月14日 (金) 16:27