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2011年1月20日 (木)

自分の心の中で「やる気」をつくる/「ホンマでっか!?TV」

  

今日は1月20日。

昨晩放映の「ホンマでっか!?TV」は勉強になりました。

Honma 

テーマは「やる気

見るとはなし見たので、録画していないのが残念。

忘れないうちにできるだけここに書き留めます。

   

ちょっと難度の高いパズルを2群の子どもたちにやらせます。

2群の子どもとも夢中になってやっていました。

1つの群に、「もし上手にできたら、お小遣いをあげるね」と約束します。

実際にできたときはお小遣いを渡します。

もう1つの群はほっておきます。

2群はその後どうなるか?

お小遣いをもらった群の子どもたちは、もうパズルに挑戦しなくなりました。

ほっておかれた群の子どもたちは、パズルに次々挑戦しました。

    

これは何を意味するか。

子どもはもともとやる気があります。

しかし、報酬を与えることで、

「自分からやろう」という内的なやる気を失わされるからだそうです。

報酬がないと、あるいは報酬が上がらないとやらないことになってしまうのです。

      

報酬があるからやるというように、

外的な刺激によるやる気は、

内的なやる気を失わせてしまいます。

    

内的にやる気を出している子どもには、

途中で褒めたり報酬をあげないほうがいいようです。

夢中になってやっていることに対して、

報酬を与えると報酬なしではやらなくなってしまうからです。

それをアンダーマイニング現象というそうです。

※参考「モティペディア」http://cs-d.awg.co.jp/csd/common/artcl/artcl_grp?artcl_grp_code=0201051#a_article_0の「アンダーマイニング現象」の説明引用

別にご褒美をもらわなくても、楽しくて没頭できる事象に、

お金など外発的報酬をあげるのは、有害となります。

「楽しくてやっているのでなく、お金のためにやっているのだ」というように、

自分の認知が変わってしまうからです。

 

褒めるときは達成できた場合にするのが良いそうです。

   

子どもの時から、外からの刺激によるやる気でばかり動かされると、

自分の心の中で「やる気」をつくることができなくなります。

(ここが最も印象に残った!)

子どもの頃に内的なやる気を持てると、

大人になっても報酬を求めないでやる人間になるそうです。

   

     

以上のことはすでに心理学では有名なことのようですが、

今回しっかり心にひっかかりました。

特に「自分の心の中で『やる気』をつくれる」ことって、

人間にとってとても大事なことだと思います。

(つづく)

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