自分の心の中で「やる気」をつくる/「ホンマでっか!?TV」
今日は1月20日。
昨晩放映の「ホンマでっか!?TV」は勉強になりました。
テーマは「やる気」
見るとはなし見たので、録画していないのが残念。
忘れないうちにできるだけここに書き留めます。
ちょっと難度の高いパズルを2群の子どもたちにやらせます。
2群の子どもとも夢中になってやっていました。
1つの群に、「もし上手にできたら、お小遣いをあげるね」と約束します。
実際にできたときはお小遣いを渡します。
もう1つの群はほっておきます。
2群はその後どうなるか?
お小遣いをもらった群の子どもたちは、もうパズルに挑戦しなくなりました。
ほっておかれた群の子どもたちは、パズルに次々挑戦しました。
これは何を意味するか。
子どもはもともとやる気があります。
しかし、報酬を与えることで、
「自分からやろう」という内的なやる気を失わされるからだそうです。
報酬がないと、あるいは報酬が上がらないとやらないことになってしまうのです。
報酬があるからやるというように、
外的な刺激によるやる気は、
内的なやる気を失わせてしまいます。
内的にやる気を出している子どもには、
途中で褒めたり報酬をあげないほうがいいようです。
夢中になってやっていることに対して、
報酬を与えると報酬なしではやらなくなってしまうからです。
それをアンダーマイニング現象というそうです。
※参考「モティペディア」http://cs-d.awg.co.jp/csd/common/artcl/artcl_grp?artcl_grp_code=0201051#a_article_0の「アンダーマイニング現象」の説明引用
別にご褒美をもらわなくても、楽しくて没頭できる事象に、
お金など外発的報酬をあげるのは、有害となります。
「楽しくてやっているのでなく、お金のためにやっているのだ」というように、
自分の認知が変わってしまうからです。
褒めるときは達成できた場合にするのが良いそうです。
子どもの時から、外からの刺激によるやる気でばかり動かされると、
自分の心の中で「やる気」をつくることができなくなります。
(ここが最も印象に残った!)
子どもの頃に内的なやる気を持てると、
大人になっても報酬を求めないでやる人間になるそうです。
以上のことはすでに心理学では有名なことのようですが、
今回しっかり心にひっかかりました。
特に「自分の心の中で『やる気』をつくれる」ことって、
人間にとってとても大事なことだと思います。
(つづく)
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