夏目漱石の言葉
今日は1月31日。
先日読破したばかりの「魔法の掃除 13カ月」(平田治著/三五館)より引用です。
夏目漱石については、こんな逸話があります。
赴任した松山の学校を去るにあたり生徒たちに語った言葉です。
「人のまちがいをすぐつかまえたり、
しらないことをしっているようなふりをする、
いやなにんげんになってはいけません。
先生にしかられても、
じぶんのねうちがさがったなどとおもってはいけません。
また、ほめられたからといって、ねうちがあがったと、
とくいになってもいけません。
人からほめられたり、
しかられたりすることによって、
じぶんのねうちをあげたり、さげたりするようではだめです。
人からほめられようとも、わるくいわれようと、
そんなことにはかまわず、自分の信ずる道を、
まっすぐすすむ人になってください」
そう語った漱石は、明治二十九年松山を去っていったそうです。(48p)
これは最近ちょくちょく話題にしてきた内発的動機で動くことを薦めていると思います。
さすが漱石!
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