ベンガラ・・・岡山県高梁市の吹屋地区
今日は8月21日。
校長先生と話をしていて、
「ベンガラ」という言葉が出てきました。
??ベンガラとはなんだ?
校長先生は、私が当然知っているものとして話をしてくれますが、わからない。
「すみません、ベンガラって何ですか?」
と尋ねました。
昔からの染料であって、赤い色(褐色)をしていることを教えてもらいました。
天然から産するものが使われてきたが、
今は合成されたベンガラが使われるようです。
主成分は酸化鉄。
自分でも調べていくと、アルタミラの洞窟壁画もベンガラで書かれました。
ずっと昔からの染料です。
日本で産出された場所は限られていて、
岡山県高梁市の吹屋(ふきや)。
ここが面白そう。
Wikipediaによると・・・
江戸時代中期頃より吹屋銅山を中心とする鉱山町として発展し、
幕末頃から明治時代にかけては銅鉱とともに
副産物である赤色顔料ベンガラ(酸化第二鉄)の日本唯一の産地として繁栄を極めた。
最盛期には銅山で働く従業員数が1200人にのぼった。
山間に忽然と存在する、吹屋集落のベンガラ格子と石州瓦による赤褐色の重厚な商家の町並みは、
昔日の繁栄の大きさを象徴する。
吹屋集落の町並は、1974年に岡山県の「ふるさと村」に指定された。
また、1977年には岡山県下で最初に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
高梁市のHPより紹介します。
http://www.city.takahashi.okayama.jp/index.rbz
ふるさと村に指定された吹屋集落は、ベンガラ色に統一されて、異色です。
銅山の坑道には入ることができます。
校長先生はこの坑道に入ったことがあるそうです。
吹屋小学校にも注目。
平成21年度の児童数が5名という少人数の学校。
1900竣工の西校舎・東校舎(木造平屋建)と
1909年竣工の本館(木造2階建)とで構成されています。
なんと木造校舎として日本最古!
本館は夕方から午後9時までライトアップされるそうです。
ライトアップされた校舎で残業するのはなんか照れくさいだろうな。
ベンガラを調べていって、意識は吹屋へ。
またまた行きたい場所が増えました。
岡山県のどの辺りだろう。
コメント